この1週間は、Foxの仕事がなかったので、テレビで野球を見まくっていました。(競馬も)
投手が1球投げるごとに、わしがチャンネルを変えるので、隣でいっしょに見ていた猫にネコパンチされてしまいました。
こういう落ち着きのないゲーム観戦は、疲れるだけですね。
勉強になると思ってたくさんゲームを見たが、この方法は効率が悪すぎます。
そんなすっとこどっこいなやり方でも、ひとつ気づいた事がありました。
それは、いくつかあるマリーンズ好調の理由のひとつです。
2軍から上がってくる選手が、すぐ活躍しています。
西野投手、大嶺投手、阿部投手、荻野選手、まだまだいますね。
これは、1、2軍の首脳陣の信頼関係がうまくいっているからです。(もちろん、選手のがんばりも)
2軍からの報告を信頼して、すぐゲームで使っているということです。
自分の目以外信じられないタイプの監督は、1軍からのリクエストで選手を上げてきます。
特にチーム状態が悪いとき、こうなってしまうことが多いです。(2010年、わしが2軍コーチのとき、そういうことがあったような、なかったような)
このやり方では、2軍で仕事する者のモチベーションが上がりません。
2軍の推薦から選ぶやり方のほうが、チームはうまくまわります。(あたりまえの話ですが)
好調時にチャンスをもらえるのだから、選手にとっても幸せなことですね。
注意深く、選手の入れ替えを見ていると、どっちのタイプなのか分かるので、そこをチェックするのもおもしろいかもしれません。(ちょっと、意地悪かな)

ダルビッシュの球数が130球になったことが、話題になっています。
アメリカでは、先発投手は100球までと言われているが、実際、そんなことはありません。(少なくとも、わしが所属したチームでは)
エース級になると、120球を超えることもありました。
これが、毎回130球になると、問題だが、そこは、ちゃんと首脳陣が考えています。
監督としては、1回、ちょっと多めに投げさせたぐらいで、やいやい言うなって感じでしょう。(ダルも、なんともないはず)
そもそも100球交代にちゃんとした根拠があるのかも、あやしいものです。
リリーフ投手に仕事を与えるため、先発は100球までと決めたという噂も聞いた事があります。
わしも、大リーグで1度だけ、130球以上投げました。
初完投がかかっていたので、監督にお願いして投げさせてもらいました。
完投はしたものの、ゲーム後リリーフ陣に、わしらの仕事をとるなと叱られたのを思い出しました。

今週末(25、26日)、甲子園でタイガース対ファイターズ、解説します。(北海道放送ラジオ)
交流戦前は少し歯車が狂っていたが、ここ数試合、ファイターズらしさが出てきました。
甲子園での戦い、今からものすごく楽しみです。

夜中に作文すると、どうも熱くなってしまう!(はずかしい)

ほな、また。


オークス、大ハズレ!
東京競馬場で、武幸四郎の関西弁バリバリのヒーローインタビュー、よかったですね。
ダービーでは、お兄ちゃん(武豊)が、燃えてるやろな。