書くことってとっても大事ではないかな?と思います。
そして、声に出して読み上げることも。
音楽を学ぶうえでまず大事なのは【聴くこと】ですが、
その聴いた音や投げかけられた言葉を、その後どう生かしていくか…。
な~んにも考えずに、無心で聴く時間も重要です。
でも、考えながら聴くことも必要ですね。
生徒さんの中には、私が言ったことをすぐノートに書きとめる子がいます。
「言われたことを忘れないように」と書いてくれるのです。
その姿勢、すばらしいなと思いました。
また、最近作成した”おけいこひょう”に、
自分の演奏について楽しそうに記入する子が増えてきました。
楽しそうなのですよ~。
製作者にとっては、とっても嬉しいこと♪
そうやって書きだすことで、もう一度自分の音を振り返ることができます。
記憶が鮮明なうちに思い出して、
いいところ・もっと良くしたいところなど、
誰に言われるでもなく、自ら考えて次の演奏に活かす。
練習する上での、そういう良い流れをドンドン取り入れて
自分のものにして欲しいと願っています。
…そうだよ!
先生からの働き掛けは、ヒントに過ぎない。
それをどう活かし、どうやったらもっと自分が輝けるか、
それを考えて行動し、吸収するのは…生徒のみんなです。
職人と弟子じゃないけど、先生から技を盗み取るくらいの勢いで!
見て聴いて考えて、頭をフル回転させて学びとってくれたらいいな。
さて今日のレッスンで、発表会のはじめのことばを言ってくれる
Sちゃんが、自分で言葉を考えて紙に書いてくれました。
毎年、言葉を任された子はそれはそれは嬉しそうに笑顔を浮かべながら、
「先生?じゃ、なんて言えばいいの?」
と聞くので、
「え~とねぇ。」
と、私が覚えさせていたようなものでしたが、
今年から
「考えてみて~。」
生徒さんにポーンと投げてみましたら(笑)、ちゃんと投げ返してくれました。
任せるというのも、大事なことですね。
本番でしっかりやらせなければ…という意識にとらわれ過ぎると、
かえって大事なものが見えてないこともありますね。
私も学ばせてもらいました。
いちねんせいに なったら
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講師 荒木 安子(あらき やすこ)
ピアノ・声楽を教えさせていただいています。
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