「茶番」と言う言葉を改めて辞書で調べてみた。

・滑稽な即興寸劇
・底の見えすいた下手な芝居。茶番劇。
               (デジタル大辞泉より)

「茶番」と辞書で引いて、「国会」って、

出てこないだけ良かった。


「衆議院解散」が宣言された。

あほくさ。

沢山の方々がそう思っている事だろう。

解散する意味なんてない。

今なら勝てる、それだけ。

権力を維持させる為だけの解散。

解散の可能性については、今年8月の終わりから、

全国の道ばたでマイクを握り、一ヶ月の間、

皆さんにお知らせしていた。

2014.8.2ブログ→http://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-11918916477.html

当時、解散の可能性を野党の先輩方に聞いてみても、

皆、笑った。

一般の方々からも、

「解散?あるわけないだろ、この政治音痴が!」

など、暖かいエールも戴いた。

「予感的中、すごいでしょ俺、って話?」

そうじゃない。

経済状況が明らかになるタイミングは最初からハッキリしていた。

(11月17日1次速報 12月8日2次速報 確報は4ケ月半後)



嘘がバレるのは時間の問題。

一刻も早く解散する方が得。


自分が権力を手放したくない人間の気持ちになって考えればこんな解りやすい話はない。


予測可能な事態に、準備を怠っていた政治家や有権者が、

今回、結果を残せなければ、今にも増して危険な状態が加速する。

来年4月の統一地方選さえ終われば、与党の暴走が再開する事は間違いない。

それは、原発もTPPも、集団的自衛権も、労働問題も、社会保障も、

人々の首が絞まる様な事柄を一気に推し進めて来るはず。

統一地方選終了から次の国政選挙までは、時間があるのだから。


皆さんにお願いがあります。

どんなに政治が茶番でも、不信感だらけでも、

今回の選挙だけは、這ってでも投票に行って下さい。

「私の一票だから、私が決める」

仰るとおりです。

が、この状況での、白票、棄権は与党への白紙委任、

それどころか与党への上積みになってしまいます。

お気持ちはお察ししますが、グッとこらえて、

勝てる野党候補への投票をお願いいたします。


☆山本太郎はどうするんだ?

TPP参加、原発再稼働容認、消費増税延期、

特定秘密保護法賛成、集団的自衛権容認って野党がいる中で、野党共闘?どこで一致しろと言うんだ!

これは僕自身が言い続けて来た事。


だからこそ自分たちが、選択肢となり、

総選挙で市民の声を届ける議員を誕生させたい。

4人の新たな議員が誕生すれば、僕を含めて、現職議員5人以上で、政党要件を満たす事が出来る。

例え、政党要件が満たせない人数しか誕生しなくても、

野党再編で、心ある議員と合流しやすくなる。

TV中継が入る予算委員会に出て、現在、内閣委員会で発言してるような、地上波では流せない内容を、

全国に届けて横の繋がりを作りたい。


☆衆議院選挙って、どんな感じ?


ザックリ説明すると、衆議院選挙は、

「小選挙区」・「比例代表」の二種類。


☆ 小選挙区

地域を細かく分けて戦う。東京なら25の選挙区。

1位、以外全員落選(ただし比例復活の可能性あり)。

(投票用紙には候補者の名前を記入。)


☆ 比例代表

北海道、東北、南関東、北関東、と言う具合に、

全国を11のブロックに分けて戦う。
(投票用紙には政党名を記入。)


比例代表は政党要件を満たしている、若しくは、

比例定数(それぞれのブロックの定数)の2割以上の候補者を立てる必要がある。


例えば、僕たちの様な政党要件を満たしていない勢力が、

東京ブロックで挑戦するなら、

比例東京ブロックの定数17人の2割以上、

つまり4人の候補者を立てる事が出来れば、参加可能。


例えば、比例近畿ブロックの定数29人の2割以上なら、

6人の候補者を立てれば、参加可能。


例えば、僕たちの様な政党要件を満たしていない勢力が、

比例代表選挙で「全国」に候補者を立てるならば、

42人の候補者を立てれば、全国で戦える。

ただし、スタートラインに立つ為には、

600万円✖42人=2億5200万円

供託金と言う名の入場料のみで2億5200万円!

おまけに、選挙運動費用が必要。

一体、幾らになるんだ?

これは無理。


実現可能な事で考えると、

衆議院・比例代表・東京ブロック、

が一番現実的。

比例代表・東京ブロックであれば、

4人の候補者を立てれば、

ほぼ政党と同じ選挙ルールで戦える。


そして、今回、山本太郎事務室で、大発見があった。

比例代表選挙の候補者でなく、政治団体の代表者の名前でなければ、

「山本太郎となかまたち」と言う名称で選挙に出て、

略称「山本太郎」と投票用紙に書いて貰う事が可能になる。

(総務省確認済み)


比例代表・東京ブロックに山本太郎本人は立候補していないが、「山本太郎」と書いて貰えれば、票が入る。

東京選挙区から国会に送り出して戴いた山本太郎陣営には、

有利な話。


2012年の衆院選比例代表・東京ブロックで見てみると、

33万票で1議席

66万票で2議席

100万票で3議席の割当。



☆新党ひとりひとりの現状

供託金を用意してもらう形での立候補者探しは厳しい状態。

資金を準備すれば、候補者はいる。

入場料1人・600万円✖4人=2400万円

選挙運動費用を合わせると合計6000万円は必要。


余りにもハードルが高い。


策の一つとして、政党との連携も持ちかけた。

比例統一名簿方式。

○ ○党・山本太郎となかまたち、で名簿を作り、

投票用紙には、○○党、山本太郎、どちらかの名称を記入すれば、

そのグループに票が入る。

政党要件を持つ政党と組む事が出来れば、東京ブロックのみでなく、全国で山本太郎、と書いて貰う事が出来るし、

費用も分け合える。

打診の結果は、

「組織はすぐには動けない」


フラれた腹いせに言う訳ではない。

今まで通りの動き方で、その組織はこの先、維持できるのだろうか?


政党要件を満たしている政党にとって、


選挙資金は僕たちほど大きな問題ではないかも知れない。


政党交付金が入ってくるのだから。


平成26年度分 政党交付金(総務省発表)

自民党   157億8366万円
民主党    66億9288万円
日本維新の会 32億9488万円
公明党    26億円4万円
みんなの党  20億1337万円
生活の党    7億4872万円
結いの党    3億4899万円
社民党     4億2914万円
新党改革    1億265万円

これ以外にも、利害関係にある企業からの献金、組織票などなど、大政党は万全の構え。


秋から資金調達に動きましたが、交付金などのない、

国会内最弱、無所属1議席に対し、お金を貸せる人がいません。


自称お金持ちの知り合いたちは、高級クラブでの飲食などには、「金に糸目は付けない」スタンスですが、政治に対する出資はリターンが無ければ出ません。

アベノミクスで儲かったような人たちは、

所得税の累進制を強めるべき、

法人税をちゃんと取れ、

そうすれば消費税自体不要だ、

と言う者に力は貸してくれません。

自己資金+皆さんからのカンパで考えても、届いて半分。

どう考えても、その費用を捻出する事が不可能です。

1000万円を6人から。
100万円を60人から。
10万円を600人から。
1万円を6000人から。
1000円を60000人から。
100円を600000人から。

文字で書けば出来そうですが、入場料(供託金)が集まっても、そこからの選挙運動資金が集まらなければ、実質、選挙に出ているだけの状態。


もし挑戦できなかった場合、皆さんへのお金の返金方法・・

検討を重ねる事に、挑戦が遠のいていきます。

ある意味チャンスとも取れる、今回の総選挙。

二年後の参議院選挙を考えると、ここで政党要件を満たす可能性を諦めたくない所ですが、現実を見つめなければなりません。 


☆さっさと結論を!

与党側の100議席を皆で削りませんか?

与党側の100議席分を野党側が奪還できれば、、与党は過半数割れ、安倍総理は退陣します。

安倍政権の暴走をストップさせることができます。


現状では、採決になれば、あっ!と言う間に、

どんなに人権侵害の恐れがある法案でも簡単に可決されてしまう。


この茶番の国会であっても、この場面では、

よりマシ、な選択をするしかない。


700億円かけて、消費増税延期でいいですか?と、

信を問う!



一生やってろ!って言いたくなる選挙ですが、これを逃すと、国政選挙は二年ありません。

二年の間にどれ程の暴走が可能か、皆さんも経験された通り。

日本崩壊、本気のチェックメイトを与党にさせる訳にはいきません。


☆ で、何やるのあなたは? 

自民党 1年生+ロクデモ議員100人落選キャンペーンに全力を注ぎます。

中堅、古株議員は強固なコネクションをそれぞれの選挙区で持っている為、落選活動は容易ではありません。

まだ不安定な自民党1年生・ロクデモ議員が立つ、小選挙区の対抗馬、

野党候補を応援に廻りたいと考えます。

それぞれの選挙区で、野党候補で、一番可能性のある候補の応援に走るつもりです。

ただし、ポーンと資金を出して下さるお金持ちの集団が現れたり、

連携出来そうな動きがあった場合、

東京ブロックなどでの挑戦はあるかも知れません。

(小選挙区は除く)



お心当たりある方は

http://www.taro-yamamoto.jp/contact
まで。