父の寝顔に…

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     thank you伝道師 ナースりん ふにゃんです。



   今日は…枕経をあげていただく時間には

  間に合いませんでしたが…、


  昨日のうちに家族で役割分担をしました。


  私は、実家に行く途中で、

  病院に「死亡診断書」を取りに行き、

  そのまま市役所に届けに行きました。


  看護師という職業柄、

  「死亡診断書」を記載することについては

  熟知しているものの…

  実際に直系の身内を亡くしたことがなく、

  どんな手続きなのか…

  経験して分かることって本当に多いものですね。
     あまり知りたくはないことですが…あせる

  どんなことであっても、

  「知識」として持つことは貴重なことだな…

  つくづくそう感じます。



   実家の和室で眠る父は、

  元々、意識したことなかったのですが、

  意外にも目が大きいんですね。

  目がちょっと開いた状態で、

  口元が笑ってるみたい。


  きっと家に帰れたことを、
 
  喜んでいるキラキラおんぷと思います。



   まして、

  家族がそろってる…自分のために。。。

  
  …そう感じながら、

  そばで見守っているような…

  そんな感じがしました。


  満足そうに、腕を組んで。




   苦痛や悲しみという感覚は、

  不思議と感じません。



  この数週間の病との闘いの中で、

  人間同士のつながりと、

  なかなかかみ合わなかった家族の絆が

  カチっと噛み合った…。


  父は身をもってそのことを感じ、

  温かさに包まれることが

  できたんじゃないかな。


  …そう信じています。



   冷たくなってしまった瞼を、

  私の手で温めて…元皮膚科ナースでもある私は、



  「もうゆっくり寝ていいんだよ。

    父さんが信じてなかった世界がちゃんとあるでしょ?」



  そう語りながら、

  瞼をマッサージするようにして、

  閉眼してもらうことができました。


  乾燥の強かった顔には、

  乳液を塗ってお肌のケアをしました。


  目を閉じても…微笑んでいる父。。。


   幸せな大往生だったね…。


  
  
   昨年11月に引越しをした実家家は、

  住宅街で、前は狭い小道に…雪。。。汗

  親戚に来ていただいても、

  路上駐車駐車場しかできません。

  
   それで、私は実家のお隣のお家に行って、

    (実家の町内会の副会長さんでした!!!)


   初対面のご挨拶と事情をお話したところ、

   快く

     「うちの前にどうぞcar*停めてください」


    まったくもって

   交流のなかった実家のお隣さんの温情に触れ、

   感謝の気持ちでさらに満たされましたキラキラ

   町内会会長さんにも連絡することを

   教えていただき、

   …こんな時、なんやかやと決めることが多く、

   気づかなかったことを

   教えてもいただいて…

   無事、母に伝え、

   町内会員としての責務も果たせました。


    
    世の中…ちょっと勇気を出して声に出したら、

   
      「ありがとうハートの出来事で溢れてる。


   
    それはね…「自分で動いてみる」ことで、

   感じられることなんですね。

   私の今年の目標は、

   いつも、いろんな形で、

   目標を再確認させてもらってます。


  
    父のために…家族のために…

   父のために来てくださるお客様や親戚のために、

   私ができること…ポイント


    父さん、私もなかなかやるでしょ?


   ちょっとは鼻を高くして、子供たちを見ててね。

   




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