精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

アリスパパ中川聡さんや内海聡先生の多剤併用大量処方への英雄的な戦いには敬意を表するが、精神医療の実際には暗いという点で、電気ショックの危険性を訴えれるのは私だけである。いくら多剤併用大量処方しても「治らない」ことで、修正型というが何も修正されてない電気ショック、磁気療法という名の電気ショックへの傾斜が深まりつつある。もちろん何の治療効果もないのであるが、多用されただけ大量の犠牲者が出始めている。
2012年53回中国四国精神神経学会：岡山では42演題の内4演題が電気ショックである。
一例は電気ショックで心筋が傷つき「たこつぼ型心筋症」を発症している。「娘が解離性傷害罹患のストレスからうつ病が難治化」そもそも娘が「心因性疾患」なら母親も「トラウマの連鎖」で「心因性疾患」でしょ。

一例は電気ショックにより脳が傷つき「高次脳機能障害」を認めた。

一例は電気ショック後に認知症がわかったという内容だが、電気ショックにより脳が傷つき認知症状が出現したと考えるべきだろう。

一例は電気ショックが著効したとしながら、２ヶ月で再発し「維持電気ショック」に移行。バンバンかけ続けるわけです。脳や心筋が傷つくまで。

ヘミングウェイも電気ショック後に自殺している。