利他的な人は嫌われる？

2013-07-25 01:11:44

テーマ：: 氣づき♪

今朝、名前について考えていました。

私の名前の文字『利』。

調べてみると、

１鋭い。よく切れる。
２頭の回転がはやい。さとい。かしこい。
３通りをよくする。
４物事が都合よく運ぶ。好都合であること。
５うまく事を運んで得たもの。もうけ。
６効く。効き目がある。役に立つ。

《解字》
禾（いね）＋刀」。稲束を鋭い刃物でさっと切ることを示す。
すらりと通り、支障がない意を含む。
転じて、刃がすらりと通る（よく切れる）。
事が都合よく運ぶ意となる。

ふむ。

そうかもしれない。

ただ、どんなものにも裏と表があるように、

どんなモノにも利点と弱点がある。

例えば、利発で物事をどんどん素早く運んで行くことが出来たとしても、

その裏には切って行くものもある訳で、

その見極めが早いということは、利己的だと言うことに繋がるのかもしれない。

顕在意識としては、マイナスの要素は欲しくないから、

そのマイナス面を認めるのはツラい。

だからと言ってプラス面の方はあって当たり前と軽くスルーしつつ、

マイナス面の調整ばかりに氣を使っているのも違うのかなと思う。

そんなことを考えていたら、こんな記事を発見しました。

「利他的な人」は嫌われる。実験結果/

『利他的』

自己の損失を顧みずに他者の利益を図るような行動のこと。

反対が排他的。

一見良いことだと認識される利他的な行動が、実は集団の中では必ずしも受け入れられないという報告です。

確かに、だいぶ前の私だったら、本心から利他のために行動している人に対しても、

偽善的なものや裏の意図を感じていたこともあったと思います。

この記事にも書いてありましたが、この場合一番問題になるのが『自分がダメに観えること』

利他的な人の行いで、モラルのハードルが一氣にあがり、

それをしない・出来ない自分に対して葛藤が生まれるのが原因だと思います。

それを考えると、そこまでやらなくてもOKということになりますね。

陰も陽も、光も闇も、いぢわるな心も優しい心も、正義感もズルさも、

この二元性の世界では持っているのが当たり前

どちらかを消滅させなくてはとか、消す努力をして奥深くに閉じ込めてしまうより、

自分の中にある、その闇を認めて受け入れてあげるのがいいですね。

闇が深ければ、光もまた輝く

私たちは、自分の中にあるその闇を嫌って、その投影として映し出される周りを嫌って行くのです。

そして、自分がいつも自分の中の闇を憎んで集中すればするほど、

「あー、私はなんてダメなやつなんだ」と自己否定の連鎖へと入って行きます。

ずっとそれを見つめ続けていたら、その汚い自分を赦すことなんて出来ないですよね。

だから光の部分を見失って、「私なんて価値がない」と思い込んでしまうのでしょう。

闇はあります。

だけど、失くそうとエネルギーを注ぐ必要もない。

ただ『在る』と認めて、流してください。

そして、自分の中にある『愛』の部分を見つめ拡大して行きましょう。

「そんなのない」って？

小さくてもいいよ