早朝電話がジャンジャン鳴った。
なんとなく気配で異変を感じた!
近所の友人からで
仔犬が私設の捕獲機にはいっていると言うしらせだった。
夜中の3時から4時にかけて
ひどく泣き叫んでいたと言う。
きっと怖さと寒さに震えていたのだろう。
可哀そうに…
ただちに現場に駆けつけた。
まだ幼い、毛のふさふさした仔犬が不安そうな目で
こちらを見ていた。
もう大丈夫だよ、
声をかけながら毛布でくるんで
バスケットに移した。
すごく毛の長い 男の子だった。
連れて帰ってすぐに
お風呂に入れて丁寧にシャンプーをした。
最初は怖がっていたが、
そのうち気持ち良さそうに
おとなしくなった。
とりあえず保護猫部屋の中に
ルームケージを積み上げて置き
猫9匹の中で我慢してもらうことにした。