フジヤマロケッツ其の3 | 俺の戯言

フジヤマロケッツ其の3

日々音遊の毎日です、ここ最近。
新しい日々が増える事はとても素敵で素晴らしい。
それと同じで胸を張れる事も張れない過去の事だって大切で素敵なのだ。
全てはキラキラするべきものなのさ。あははは。

ということで続きでも。

1夜限りの事が続くのはこの業界よくある話し。
楽しかった俺らフジヤマロケッツ4人はこのプロジェクトを続行する事に。

鉄は熱いうちに叩け精神の俺は、すぐさまライヴを大量にブッキング。
メンバーに考えさせる暇を与えずにw全ての事を押し進める状況を構築。

とは言っても楽しくなきゃ皆やらないわけで。。(と思いたい)
こっから怒濤の創作活動(健のみw)と普及活動が始まるわけ。

ビジュアルイメージは元々あって、チャイロケ後期から俺は燕尾服を着ていたんだけど
それが土台にあってね。そんな感じにしたかったんです。

燕尾服に短パンとか、燕尾服にスリムパンツとか、実際よくわかんないでしょ?
フォーマルとラフの中間ってやつ?

少し余談というか持論になっちゃうけど、フジヤマロケッツが色んな関係者の方々に
言われて来た事は「君たちは何をやりたいかわからない」とかの類い。

此処を覗いてくれてる皆さんは知ってると思うけれどw
フジヤマロケッツって楽曲が素晴らしいバンドだと思うわけ。(自画自賛)
ていうかその全てを担っていたソングライターが天才なんです、これまた。

音楽には好みが有るから一概には言えないし、正解も無いですが
個人的には健の産み出すものがとても気に入ってたし、間違いがないと思ってた。

売れるかどうかなんて解らないけど、100人聴いたら半分以上の人は
「良い曲だね」とか「かっこいいね」とか言って貰える自信があったのは確か。

だから単に音楽が素敵なバンドにはしたくなかったんだよね。。
だってバンドやってるからには
自分達の曲って良いに決まってる。
それが当たり前だと思っていたから。

まぁ思い上がってる思考回路かもしれないけど、こと音楽に関してはヤツの才能もバンドのポテンシャルも当たり前に信じていたんだよね。
じゃなきゃやんないじゃん?笑

そこで考えたのがライブ。

普通にライブをやってたら数倍伝わる事も、もしかしたらあったかもしれない。
でも、なんかそれが普通に思えてしまってさ。
それじゃつまんないなぁと思っちゃったんだよねw

ライブ=めちゃくちゃ
な状況で育ってきた俺は、やっぱり視覚に訴える事がしたかったし、それが正しいと思っていた。
「なにがしたいか分からない」とか
「どこに行きたいかわからない」などの類の言葉はある意味最大の褒め言葉だし、狙ってた所だったんだよね。

だって簡単に解って欲しくもないし、わからない位が丁度イイと本気で思ってたし、それは今でもあんま変わらない。

だって、感じ方なんて人それぞれでいいだろ?
人の感情なんて誰かの決めたカテゴリーに収めるもんじゃないじゃん?

だから視覚的に残るライブバンドにするイメージはあったし、
そこを目指してフジヤマロケッツというものにしていくわけです。
まぁ今考えると諸刃の剣なんですがねw

とにかく先入観をぶっ壊したかったんだよね。
見た目を見て、あーこんなかんじなんでしょ?を裏切りたかった。
もう見た目ガチなビジュアル系が演歌やったら面白いじゃん?
極端だけどそんな発想。

付け加えるならば、俺らみたいな政治力もなんもないバンドは
1番の宣伝ツールがライヴなわけ。
幾ら曲が素晴らしくても、演奏が上手くても、音っていうのはたがだか1回やそこら聞いても
あんまり残んない(覚えてない)し流れちゃうモノと思ってて。(あくまで個人的見解)
だから1回目で覚えてもらおうかなってのもあった。
ステージに動きが有った方がより印象的だし、楽しいと思っててね。


まぁこの俺の持論はあくまでも俺の考えであって、ちげーよっ!て思う人も
居るかも解りませんが、そこは戦うつもりも価値観をぶつけ合う気もありませんので
あしからずwww

だから当初はとにかく動け、暴れろって言ってた気がするなぁ。
特に裕太郎さんには。だってギターだし。あはは。


続く。。w