毎日がどんなに忙しくても、「やろう!」という気持ちがあれば、
時間の使い方を工夫して、練習はできるはずです。
そうは言っても、行事とか体調とかお家の都合などで、
まったく音を出せない日もあるでしょう。
だから、何事も完璧にしてきなさいとは先生も言いません。
できなかったことを責めることもしません。
だけど、自分で工夫して努力もせずにただ練習できなかった、と
言って投げだす姿勢では、いつまで経っても上達しませんね~。
できなかった理由を、言葉にして並べたからと言って、
上手になるわけではないのです。
どうしてできなかったのか、それは先生にではなく、
自らの心に問いかければ、それから先どうしたら良いのか…
答えは必ず自分の中にあります。
私からいつも出される課題、指導された事柄、直された箇所、
うまく弾くコツ、短時間で効率よく弾けるようになるヒント…など、
レッスンの中で学んだはずのことに、生徒さん自身を磨くヒントが
たくさん隠されているはずですから。
いえ、隠されているというより、
しっかりとネタばれしているのですけれど~ね。
私からの投げられたボールを、ど真ん中でキャッチするには、
レッスンから帰った後すぐに復習するのが一番良い方法です。
…がっ、
そうはいかないのが、毎日習い事で忙しい子供たちの現実です。
でも、だからといってその現実に埋もれて
ただ時間の流れのまま行くのではなく、
じゃあ、隙間時間がどこで取れるか、
どうしたら、先生に出された課題をこなせるか、
それを考えるのも、生徒さん自身の勉強です。
そういう姿勢が感じられない時、私は叱ったり諭したりします。
本人が気が付かなければ、意味がありませんから、ね。
ただ弾く・歌うのではなく、
時間があるから練習できた!…というものでもなく、
本気でやる気持ちがあるなら、工夫次第でどうとでも時間を取ることは
できるような…気がするのですが…。
私の、妄想?…私の一方的な言い分??でしょうか。。
いえ、そうではないと思うのです。
完璧にできる人などこの世にいません。
ですが、困難な壁を目の前にしても、目的があるなら
なんとかしてよじ登ろうと真剣に取り組めるはず。
よじ登りに失敗して、ケガをすることもあるでしょう。
てっぺんかと安心したら、まだ上があった~なんて
ショックを受けることもあるでしょう。
それでも、アクションを起こした結果なのだから、
それは堂々と胸を張っていて欲しいです。
できなかった達成できなかったことより、
「やろうと必死になって努力した」…その過程を、先生は褒めたいです。
そして、そこであきらめずにさらに努力をし続けていくところに、
本当の喜びを得ることができるのではないでしょうか。
本当の喜び、それは
自分なりの工夫と努力を重ね、
できないと思っていたことができるようになること。
経験し、学び取ったのは生徒さん自身です。
得られた達成感、美しい音色が出せた喜びはひとしお♪
その人の大事な宝物になるでしょう。
きっと、それは他の分野にも活かされる経験だと感じます。
七転び八起き、みんな転んでも立ちあがって
たくましく歩いて行くんだよ~!
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ころんだ おきた だるまさん
ころんだと おもったら またおきた
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