本音の本音

奈良心理カウンセラー山中です。






「本音」とはなんでしょうか？

「本当に望んでいること」

ですよね。


実生活で、ほんのささいなことから言い争いになったとき

人はこの

「本当に望んでいること」

は、あまり言おうとしないんです。


「その態度に腹が立った時」

人は

「私はあなたのその態度に腹が立った」

と自分の「気持ち」を伝えようとします。


なぜ、そうするかといえば

それが「本音」だと

思っているからです。


で、勇気を出して言ってみる。

そして、逆に言い返させられる。


でも、残念ながらそれが本音ではありません。

実は「その言い方に腹が立った」の裏に

本音が「隠れて」いるんです。


答えは

「本当はどうして欲しいか」

それが

「本音です」


「もっと、優しく接して欲しかった」

「もっと、私を大事にして欲しかった」

でも、

かっこ悪くて、

恥ずかしくて、

照れくさくて、

言えなかったんです。


なぜなら、

「本当に望んでいること」は

とても弱くて、恥ずかしいことが多いからなんです。


そのことを言ってしまうと

相手を不機嫌にしたり

相手をガッカリさせたり

２人の間に変な空気が流れることを恐れます。


だから、ついこらえてしまいます。


「言わなくても、あの人なら気づいてくれるだろう」

「僕が少し我慢すれば良い話だし」

などの、自分の中で問題を処理してしまうんです。


納得はいかないけれども

そうでもしないと、心のモヤモヤが収まりません。


でも、本音を言わずに

本音を理解してもらおうと望んでいる。


皆さんもわかると思いますが

無理な話ですよね。


言いたくない

でも、伝えたい

でも、理解して欲しい


だったら、素直になってみませんか。


思いきって言いましょう

「ホントは、こうして欲しかった！」

とね。


これで、普通は終わるんですが

実はまだこの「裏」があるんですね。

「本音」の「本音」です。


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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

「起業人の強み」の見つけ方
起業人専門カウンセラーの山中臣宣でした。

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