今日は、ワタミの２９回目の創業記念祭でした。
この５月１６日をもってワタミは満２９年を迎えます。
北海道から九州沖縄まで全国各地の社員をはじめ、
社員の家族、お取引先様、関係者の方々、
中国・香港・台湾・シンガポールの社員、
フィリピン・マレーシア・韓国のフランチャイズオーナー様などが出席し、
パシフィコ横浜の大ホールがいっぱいになりました。
創業祭テーマは「The answer ～ありがとうの先に～」
今年からロビーで各事業会社が催事を開き、
有機野菜ジュースの販売、有機苗の販売、
介護食の試食、タクショクのお弁当の試食、
バーフレアショーなど、現在の活動を紹介しました。
私も「ありがとうブース」に立ち、
北海道から九州沖縄まで一人一人の社員へ日頃の感謝を伝えました。
ワタミの創業祭は、オープニングから歌あり、ダンスあり、
皆で賑やかにワタミの誕生を祝い、創業の原点を思い出す機会として、
年に一度開催しています。
はじめに、私から皆へ創業祭の目的を話し、「創業祭アワード」では、
グループ各社がワタミらしい取り組み事例を発表し合いました。
路上ライブから始まり武道館でのワンマンライブを達成した歌手の宮崎奈穂子さんからの応援ソングもあり、和やかな雰囲気の中、涙あり、笑いありの発表でした。「創業祭アワード」今年は、「大きな家族のようなホームづくり」を目指し取り組みを行ったワタミの介護が受賞しました。
毎年恒例の「表彰式」では、勤続１０年、２０年の社員を表彰しました。
今年１０年勤続の仲間は１００名を超え、
２０年勤続の社員とは、２０年前の入社時の思い出話をしました。
今年一年、ワタミをよりワタミらしくした社員をサプライズで表彰する「創業者特別賞」では、風力発電の実行責任者、上海ワタミを立ち上げた地域責任者などが賞を受賞しました。それぞれがワタミらしいありがとう集めをしてくれました。副賞は例年通り、私と一緒に山に登り、海へ潜る、屋久島旅行２泊３日です。
今から、彼らとの時間が楽しみです。
最後に、私の総括で創業祭が終わりかと思いきや、
社員が私に内緒でお招きした介護のご入居者様お二人と、ワタミ２９年記念ケーキを用意してくれていました。ご入居者様はそれぞれ１０３歳と９３歳にも関わらず、ワタミの創業祭のために駆けつけて下さり、お祝いのお言葉を頂きました。１０３歳の野村様は、１００歳のお誕生日に私がお花をプレゼントするために伺った経緯もあり、とても仲良くさせて頂いています。その野村様と久々の対面。「おめでとう」の言葉に、まるで母親から言われているようで、涙が出ました。
創業祭の冒頭、１７年間ワタミのお店でパートさんを勤めて下さっている方から頂いた手紙を読みました。その方は、“１％の奇跡”という言葉を“諦めず頑張れば夢は叶う”と風に解釈し、大切にされているそうです。手紙の中に、「私の１％の奇跡は７０歳になっても明るく楽しくワタミで働いていること」とありました。その手紙は、最高の１％の奇跡を起こしてくれたのは、ワタミとの出会いと結ばれていました。
私の１％の奇跡は今日の参加者一人一人です。
私の家族であり、同志である社員との出会い。
彼らがいてこそワタミがある。
彼らの人生に関われる喜び。成長に関われる喜び。
これ以上の１％の奇跡などない。
この輪を広げるべく３０年目へ。
一人一人の社員への限りない感謝と共に、「３０年目もたくさんのありがとうが集まりますように」の祈りを込めて、ワタミ２９周年記念の大きなバースデーケーキの火を吹き消させてもらいました。
