霞ヶ浦の帆引き船! | 映画と旅と洞窟のブログ

霞ヶ浦の帆引き船!

GW行楽シリーズ3です!ニコニコ

5月4日~5日に、地元のかすみがうら市で「帆引き船フェスタ2013」がありました。ビックリマーク
そのイベントで帆引き船が観れるというので、参加しました。チョキ

帆引き船は霞ヶ浦の沖合にいるので、観光船に乗って見に行きます。音譜

映画と旅と洞窟のブログ-帆引き船02
帆引き船フェスタ2013
http://www.city.kasumigaura.ibaraki.jp/index.php?page_id=1378

観光船は普通の漁船で、1回の定員が約60名、この日は4回ほど操業したようです。合格
申込みすると13:30の船に乗れました。グッド!

1隻に15名ほど乗せて、湖上の帆引き船の所まで進みます。合格

映画と旅と洞窟のブログ-帆引き船04

3分ほど進むと、沖合に真っ白な帆を掲げる、2艘の帆引き船が見えてきました!目
風を受けて大きく膨らんでいる帆が、ゆっくり湖上を漂っています。音譜

青空に真っ白な帆がくっきり浮かんで、とても優雅ですね~。ニコニコ

映画と旅と洞窟のブログ-帆引き船05

帆引き船は、明治から昭和にかけて、茨城県の霞ヶ浦と北浦で盛んに行われた漁法です。ひらめき電球
最盛期は、何百隻もの帆引き船が操業して、ワカサギ漁などしていたそうですが、昭和30年代頃までで原動機に代わり、段々と姿を消してしまいました。あせる

霞ヶ浦の帆引き船物語(かすみがうら市)
http://www.city.kasumigaura.ibaraki.jp/hobiki/

映画と旅と洞窟のブログ-帆引き船06

帆引き船は、風力を利用して魚を獲る漁業船です。はてなマーク
帆桁から綱が伸びているのが、見えるでしょうか?この綱の先に曳き網が付いています。目

湖上は動力で進んで、漁場に付いたら、帆を張って曳網を引きながら、ゆっくり横に進んで行きます。ひらめき電球
帆で網を引きながら漁をするから、帆引き船(帆曳漁)と云います。ビックリマーク

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帆引き船の近くで見ると帆は、かなり大きいのが判ります。目
人の背丈の5倍以上あるようです。えっ

間近でみると、大きく張った帆が迫力で迫ってきます。!!
こんなに大きい帆なのに、細い帆柱1本で支えているんですね?ひらめき電球

帆を張って網をセットしたら、後は寝て待つだけ。DASH!
自然任せのなんとも優雅な漁ですが、風が強すぎても弱くてもダメなので、すごく繊細な漁法です。にひひ

動画も撮ったので、ご覧ください。音譜



現在は、観光用の帆引き船だけになってしまいましたが、霞ヶ浦の風物詩として長く伝えてもらいたいですね。ニコニコ

この霞ヶ浦の帆引き船が出てくる今井正監督の映画「米」も、いつか紹介したいと思います。音譜