今回は、アリゾナからの作文です。(自分売り込みの旅、前半)

まず、アリゾナの印象ですが、めちゃ寒いです。
日本を出るとき、邪魔になるかなと思った上着が大活躍です。
地元のおっさんが言ってたけど、歴史的な寒さらしいです。

今回のいばんの目的は、昔の友達やチームメイトに会いにいくことです。(表向きの目的は、就職活動)
初日は、ロイヤルズとレンジャーズのキャンプ地に行ってきました。
そこには、つい最近までのチームメイトの建山とダルが、機嫌良く練習していました。
今年のレンジャーズは少しメンバーが変わり、投手陣の中心はダルになるような気がします。
建山はマイナー契約でのキャンプ参加なので、苦しい立場にいると思うが、がんばってメジャーに上がってほしいと思います。

お昼前にロイヤルズの練習も見に行きました。
ひとり昔の仲間(ブルース・チェンというやつで、去年、大活躍をした左投手)がいたが、もうすでに帰った後で、会うことができませんでした。
 
2日目は、カブスとエンゼルスを見てきました。
カブスは、知り合いがいなかったが、藤川投手と高橋投手がいるので応援に行ってきました。

エンゼルスには、ロッキーズの時の仲間がたくさんいました。
ジェリー・ディポト、スコット・サービス、マイク・ハンプトン、ビル・ラッチマン。
ラッチマンは当時もピッチングコーチだっが、他の3人は選手でした。
12年ぶりに会ったのに、みんな、わしを覚えてくれていて、めっちゃうれしかったです。
ディポトは現在エンゼルスのGMで、日本の野球に興味を持っていました。
思わず「雇って」と言いそう(もしかしたら、言ったかも)になったが、今回は挨拶だけで我慢しました。
そして、もうひとり、昔の仲間(マリーンズ)がいました。
小林宏之投手です。
厳しい状況でのキャンプ参加だが、はりきって練習していました。


3日目は、マリナーズとパドレスを見てきました。
岩隈投手がBP(打撃練習)で投げていました。
若手を相手に投げていたが、めちゃめちゃいい球を投げていました。

パドレスの練習場に行くと、元ドラゴンズのパウエルがいました。(打撃コーチ)
思い切ってハローって言ったら、こんにちはと日本語で返してくれました。(覚えてくれていて、助かった)

大リーグのキャンプは、日本のキャンプとは雰囲気が全然ちがいます。
のんびりとしたムードの中、ゲームにむけての準備をしっかりしているという感じです。
基本練習(特に、バックアップやベースカバー)を、何回も繰り返しやっていました。
日本のキャンプにもいいところはあるが、環境や練習内容はやっぱり大リーグのほうが上のような気がします。
わしも、また現役復帰したくなったが、もう体が言うことをきいてくれないので、この思いは小林や建山のようにメジャー目指してがんばっている選手に託したいと思います。

後半の作文は、帰国後、書きたいと思います。

ほな、また。



もうひとつの目的、メキシコ料理。
チーズエンチラーダとステーキ。
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