意外とこの辺の話って知られてないんですよ。

今回は以前↓に書いた
インテリジェンス(情報収集)関係の話になります。

【自民党がスパイ防止法を制定?】
http://ameblo.jp/free-and-obligation/entry-11513893869.html
【世界におけるスパイ防止法】
http://ameblo.jp/free-and-obligation/entry-11516412055.html

まさかこういうネタで引っ張れるとは思いませんでしたが、
世界と比べて、日本は海外のスパイに
入り込まれやすい環境にあるという話を書いていこうかなと。
今回は少しばかり歴史のお勉強になります。

現在の日本にはスパイ防止法はないんですが、
かつてはそれに当たるものが存在していたんです。
時計の針を約80年前に戻しましょう。

皆様は日本の歴史の教科書で
大正時代に「治安維持法」というものができた
ということを習ったことがあるかもしれません。
実はこの治安維持法、現代のスパイ防止法に
近いものだと言えるかなと。

この法律ですが、元々は旧ソ連の
コミンテルン(共産主義政党による国際組織)を
取り締まるためにあったものなんですが、
法律の運用面で結構問題があったんです。
具体的には…


・逮捕状を裁判官ではなく検事が出せる
・刑期を終えて釈放される者を事実上無制限に監禁できる
・弁護士が自由に選べない
・禁固刑がなく、有罪は即座に懲役刑となること


といったかなり厳しいものだったようで。

で、1941年(昭和16年)にはコミンテルンだけが
対象だったのが、大東亜戦争の開始という重大な
出来事もあったので、日本政府を批判する勢力は
どこも取り締まりの対象になっていってしまったんです。
要するに元々スパイ防止法に近いものだったのが、
言論弾圧法に変わってしまったというわけですね。

更に悪いことに大東亜戦争が終結した後、
アメリカの日本占領軍であるGHQが
たった1週間程度のやっつけ仕事で
今の憲法を作って押し付け、それを70年近くも
変えなかった背景もあるんですけど、ぶっちゃけて
海外から入り込んでくるスパイを取り締まる法律を
作ることもできてなかったのが現状だったりします。

その結果、何が起きたかというと、
この辺は自分の記事を読んでらっしゃる方は
分かってらっしゃると思うので端折りますが、
中国や朝鮮半島、特定のアメリカ関連の勢力や
旧ソ連の息の掛かった輩が日本国内に入り込み、
メディアから政治、その他諸々の業界に
根を張っているという状態です。


本来、日本という国の特徴を維持・発展させ、
尚且つアレな外国勢力を取り締まるために
スパイ防止法というものがあるんですけども、
大東亜戦争後にGHQが日本を占領した
数年間でそういったことすら悪いことだと
刷り込まれてるところがあるんで、
今の日本っていうのは、世界のスタンダードからは
大分ズレてるところがあったりするんです。

そういう意味では早く海外のアレな勢力を
取り締まるスパイ防止法及び、
アメリカのCIA、イギリスのSISに当たるような
総合的なインテリジェンス組織の設立が急がれるかなと。
安倍さんもその辺りは国家安全保障委員会を
作ろうとしてますから、そこを後押ししたいもんですがねぇ。


しかし、今回は全く笑いに持っていかなかったんで、
小ネタを仕込めば良かったですねwww


治安維持法については↓にて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%B6%AD%E6%8C%81%E6%B3%95
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1316442788

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