人生最後の私の願い (本文より)人生の最後を思い描ける者が人生の勝者。信頼する主治医の言葉。2秒後に、わかった。私は、娘に手を取られて終わる最後がいい、とある時、私の主治医が、こう言いました。「人生の最後に、どういう結末を迎えたいか、それさえわかっていれば、どう生きたらいいのかがわかるのだ」その時、私は「娘に手を取られて死にたい」と思ったんです。どこにいても、どんな状況でも、私のことを想ってくれる娘でいてほしい。だから、今、こうして全力で娘にすべてを捧げていられるんです。