いよいよ本番。
満員の観客は、本番前から盛り上がっているのが舞台袖から感じます。
オケが板付いて、最初の一曲を指揮するために、舞台に一歩踏み出した瞬間の
あの割れんばかりの万雷の拍手!!!
何かが爆発したのではないか?と錯覚するくらい。
きっと、一生忘れる事はないでしょう。
当日のセットリスト
第一部
#ワンピースからBGM曲4曲(指揮は田中公平)
#グラビティーデイズ メドレー
#氷菓メドレー
#交響詩ガンバスター
(以上3曲の指揮は常任指揮者の林天吉 優秀な指揮者さん)
ところどころで、私と通訳の大熊さんによるMCが入ります。
これが、まるで掛け合い漫才みたいで、非常に好評だった。
通訳だけでなく、彼はエンターティナーとしても優れていたので、
凄く助かりました。
笑いの堪えないオーケストラコンサートなんか見た事ない、後で言われました。
氷菓は、世界初演。
登校シーンの音楽で始まり、最終話のあの最後の場面の曲で終わると言う
ファンの方なら必ず感動して頂けると思うメドレーです。
そして、中でもガンバスターは私の自信作。
前にスウェーデンで、世界初初演をしたのですが、非常に高評化を頂きました。
これは、『トップ1』と『2』を合体したものでして、
『2』の印象的な部分から始まり、その後色々展開をして、『1』とだんだん交わって行き
そして、最後は『時の川を越えて』に繋がる一大叙事詩!
後で聞いた話ですが、客席では感動されて涙を流されていた方が続出したらしい。
当日の打ち上げで
『私も泣きました』とか『隣の人がオイオイ泣いてた』とか
たくさん聞きました。
有り難い事です。
日本でも、いつか演奏を!と、思いますので、オファーをお待ちしています。
前にも書きましたが、世界中からオケや会場のお膳立てをしてくれた上でのオファーが来ます。
それに比べて、日本では、全てを自分でやらなければならないので
なかなか開催が難しいのです。
ご理解をお願いします。
そして、第二部へと続きます。
(続く)