『命の授業?』 動物の命を自から殺めて、命の大切さを学ぶものでしょうか?知るものでしょうか? | めー子のブログ

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どうぶつまるごと。

生徒に鶏を飼育させ、殺し、食べる授業が、「情熱大陸」で放送されました。

私の感想です。
残酷な授業としか思えない。
もし私が生徒だったらと考えました。
今の様な愛護心などなくても、育てた鶏を解体することに反論し鶏を終生生かす意見をしたと思う。
そういう生徒はいなかったのだろうか?

有精卵を孵化する前に、卵を割り、心臓の動きを見る授業があった。
生まれることすら、人間に左右される命。

先生が孵化する鶏に『頑張れよ!』と声をかけていた。
2か月先には、解体することの分かっている鶏になんの為に
かけた言葉なんだろう

鶏を解体する選択肢が・・・
 ・工場へ出荷する
 ・自ら解体する
この2つの選択肢自体も、傲慢と感じる。
この授業すら、弱者が確立していると感じた。
生徒(弱者)←学校・先生に権限がある。
従わなければならない。

生徒は、選択する際に泣きだしている子もいた。
泣きだして当たり前、その感情が命を想う、守る本当の感情だと思う。
そこで選択をし、生徒の強さを信じると言った先生の表現があったが、そんな強さはいらない。そんな強さも頑張る必要もない。

有精卵は、9/19に学校へ届けられ、10/9に孵化、解体は12/6に行われていた。
卵から生まれて、2か月経たない内に、鶏たちは命を奪われている。

生徒たちが『命の大切さ』を知るために、生まれてから2カ月で命を奪われる必要がありますか?
命の誕生に立ち会わせ、終生飼育することが命を学ばせることだと思う。
そして、命を無駄にさせない選択を出来る教えをして欲しい。
『人間が生きて行く上で必ず食べる』教えがありましたが。
それは違う。
命があるからこそ、食肉を控える教えがあってもいいと思います。

鶏たちを育て、懸命に生きる姿を見て、どうして食肉の為に殺せますか?
殺す教えが出来ますか?
鶏たちの命を犠牲にせずに、命の大切さを教える、学ぶ場所が
教育の場、学校ではないですか?
この授業のあり方は、悲しい。
『命の授業』
人間基準の考え方にしか見えなかった。

この授業は、福岡県教育委員会 文化表彰 文部科学大臣奨励賞を受賞している。
イジメが多い中、この授業で命を学び、イジメの起きない人間作りをしようとも思っているようだけど、鶏を=殺す。
弱いものを虐めることと同じだと思う。
人間の権限で、鶏たちは生きたくても生きることが出ない。
生かせてもらえない。これの何がイジメをなくす方向に導くと考えますか?

この番組の動画を職場の男性(35才)と見ました。
『終生飼育して、最後まで見届けるのが命をの大切さを知ることではないの!』と怒りを現わしていました。

私もそう思う。
この表現が、弱いものを守る命を守る選択と思う。


http://www.facebook.com/jounetsutairiku#!/photo.php?fbid=509367362449153&set=a.253225644729994.72003.252365224816036&type=1&theater
≪私の意見文≫  学校とFacebookへ
この授業に疑問を持ちます。
間違った教育の仕方と思います。 
『鶏=食べ物』 鶏は食べるものとして教えている教育していますよね?
『命の授業』なら、命を大切にすることを学ばせるのではないですか?
お肉を食べる習慣がある中、命を大切にするからこそ、食肉の消費を減らす教えが必要だと思います。
生まれてきて2か月もたたずに屠殺する。鶏たちは生きたくても生きることが出来ない。
人間の権利で鶏が生きることすら左右される。ここに弱者が確立していますよね?
そして、授業とは『考える場』です。
勝手に、大人の考えを子供に洗脳してい
るだけだと思います。
ここでも大人や学校・先生の権限で生徒に考えを押し付け、生徒は弱者になっている。
命の選択も「工場へ出荷」と「自ら解体」 どちらにしても鶏を殺す。
命を学ぶなら、「終生飼育」する選択肢や生徒の意見を聞くことが授業です。
番組冒頭にあった、イジメ問題とこの授業はリンクしません。
生徒と鶏の弱者が確立している。『命』とは守ることです。弱者を守ることです。
鶏を解体するのではなく、誕生からまで最後まで見届けるのが命の大切さに触れることです。

-------追記(4/12)------
活動仲間の
James.kさんが電話で問い合わせをしてくれていました。

~以下転載~
投稿写真

※《緊急報告》たった今、命の授業についての回答がありました!!
15分前に福岡県教育委員会の方から連絡。
その後すぐに久留米筑水高等学校の教頭様から電話がありました。
校長が代わられ、担当だった先生も転任されたとのことです。
連絡が遅くなったのは、新学期の業務が忙しかったとのことです。
???
「授業の廃止か継続かをはっきりしていただきたい」言うと「会議にかける予定にしているとのこと。
結果が出次第、連絡をいただくようになっております。
取り急ぎの報告です!!


《緊急報告》福岡県立久留米筑水高等学校「命の授業」
たった今、久留米筑水高等学校の橋本教頭 先生から電話連絡があり、今後も「命の授業」を継続して行くと断言 されました。

「私たちが反対する理由は、多感期の生徒が卵から大切に育てた生き物を自身の手でコロさせることに懸念を強く感じます、成長した鶏を用いてはいかがです か?」と言うと「TVでは生徒に強制しているように描写さ れているが、拒否する生徒には参加させて いません。筑水高等学校畜産科に入学する 段階で「命の授業」が有ることを理解して います」そう言ってました。
学校の伝統的な授業だと言うことです!
とり急ぎ報告致します。

5/14追記→
「命の授業」に関する意見書を文部科学省へ提出

~転載終了~

こんな授業を伝統と言われ、続けてもらっては困る。
命の犠牲が出るばかりです。
世論で変えましょう!

●福岡県立久留米筑水高等学校
〒839-0817 福岡県久留米市山川町1493
Tel:0942-43-0461 Fax:0942-45-0143

info@kurumechikusui.fku.ed.jp


●福岡県 高校教育課
電話番号:092-643-3903 FAX番号:092-643-3906
メール:kkokyo@pref.fukuoka.lg.jp

●福岡市 教育委員会
指導部 学校指導課

住所:福岡市中央区天神1丁目8の1
電話番号:092-711-4639
FAX番号:092-733-5780
Mail:shido.BES@city.fukuoka.lg.jp

幼稚園・小学校・中学校・高等学校教育の指導,教育課程,生徒指導等


どちらを選択しますか?
 

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○さっち~さんブログ

女子高生が鶏を育てて解体して食べる 「命の授業」は残酷か?
 #情熱大陸 残酷の視点とは?
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1088.html

~ふみふみ隊長ブログより、以下転載~
http://maypat01.blog.fc2.com/blog-entry-52.html

2013年2月24日放送

生徒に鶏を飼育させ、殺し、食べる授業が、「情熱大陸」で放送されました。

命を育て、殺し、食べる過程で命の尊さを生徒にかんじてもらうために、この授業は10年以上前から行われているそうです。これほど、最初から最後までセンチメンタル(感傷的)で現実を見ていない授業、番組があるだろうかと、めまいがしました。この授業を受け、卒業した生徒が、この授業を行った担任と同窓会(?)のようなものを行い、生徒がカメラに向かって「子供ができて反対されたが、この授業のおかげで、おろそうなんて思わなかった」というシーン、生徒が鶏を殺す際に涙を流しこの教師が「多くは語らず」「生徒の強さを信じている」というナレーション。
命の大切さを教えるということは、命をはぐくみ守ることであり、殺すことではありません。強さとは守ることです。


以下、
アニマルライツセンターより転載

2/24放送 情熱大陸(TBS)で命の大切さを教えるために、生徒に鶏を飼育・と殺解体させている福岡県立久留米筑水高等学校の授業が紹介されました。 番組では、1年生を対象に、教師が40人の生徒に一つずつ受精卵を手渡す「授業の始まり」から、3ヶ月飼育し、と殺・解体させ、食べるまでを追っています。 一人に一羽ずつ与えられた生徒たちは、鶏の懸命に生きる姿をみせられ、その 温もりと命の感触を感じ、鶏の成長とともに愛情を深めていきます。その生徒たちは最終的に「工場へ出荷する」「と殺する」のどちらかを選択させられます。と殺の際には涙を流す生徒、ナイフを握らされ「ちょっと待ってください」とためらう生徒などもいました。 この取組みは16年前から続けられており、学校の名物授業として、TV番組の情熱大陸等、各種メディアで取り上げられています。 命について真剣に考える機会の少ない社会で、このように命に向き合おうと試みる学校は少ないのではないかと思います。しかし、この授業には見過ごすことのできない根本的な問題が3点あります。 1.実際の畜産の現場は、この授 業のように畜産動物が一匹一匹丁寧に扱われ、人と動物が触れ合うというような素朴なものではない。この授業の飼育方法と、現実に商品として工場式に大量生産され市場に出回る畜産動物の飼育方法が大きく違うため、生徒は畜産業について誤った認識をしてしまう可能性がある。  この授業では、生徒たちは3ヶ月かけて、1羽1羽を丁寧に育てましたが、現実には何万という鶏が建物の中に一時に投入され、2ヶ月足らずで生きたままカゴに詰められ出荷されており、一羽一羽がかけがえのない命として扱われてはいません。歩けなくなったり病気になった鶏は淘汰(処分)され、鶏がその一生を過ごさなければならない鶏舎内の収容密度は16羽/㎡です。生徒の口に入る鶏肉の多くがそういった工場方式で育て られた鶏の肉であることを考えると、命の真実を伝えることから大きく隔たった授業になってしまっています。  

2.最終的に、生徒は「工場に出荷する」か「自らと殺する」のどちらかを選択せねばならない。鶏は必ずと殺され食べられるもの、という内容の授業のため「肉を食べなくてはならない」という誤った栄養学上の知識を生徒たちに与えるおそれがある。  現実には牛や豚や鶏の肉を食べずとも、必要な栄養素を摂取することは十分可能であり、健康面からベジタリアンになったスポーツ選手や著名人は少なくありません。命あるものを殺すことが、かわいそうだと実感したなら、「肉を食べない」という栄養学上なんら問題なく、動物にも優しい選択肢もあることを、教師は生徒に示す必要があ ります。  

3.殺すことで命の大切さを教えることはできない。 私たちは上記問題をふまえ、福岡県立久留米筑水高校へ、16年続いている「命の授業」について再考していただけるよう要望しています。    

福岡県立久留米筑水高等学校
〒839-0817 福岡県久留米市山川町1493
  Tel:0942-43-0461 Fax:0942-45-0143
info@kurumechikusui.fku.ed.jp


~転載終了~

わたしもこの学校へ要望をメールしました。
2013.4.3現在、返事はありません。
また、情熱大陸のフェイスブックページへコメントを残しました。
http://www.facebook.com/jounetsutairiku?fref=ts