呉善花氏の入国拒否、韓国メディアは攻撃論調一色

【ソウル=加藤達也】

評論家で拓殖大国際学部教授の呉善花氏(56)=日本国籍=がソウルの仁川空港到着後、入国を拒否され、日本に引き返した問題で、韓国の主要メディアは28日、産経新聞の報道内容を引用するかたちで伝えた。また、呉氏について「韓国を卑下して日本を美化」する「親日・反韓国女性評論家」(朝鮮日報電子版)などと強く批判。攻撃的な論調一色の報道となった。

朝鮮日報は呉氏の言論活動について「日本帝国主義の韓国侵略を正当化する本を数十冊出し、韓国に対するとんでもない偏見をまき散らして日本国内の嫌韓論を拡散した」と指摘。さらに、呉氏が最近、日本の雑誌「サピオ」に寄稿した記事を引用し「ハングル優先政策が世代間の文化断絶を起こした。これが韓国人がノーベル賞を受賞できない理由だ」と呉氏が韓国文化をおとしめていると非難した。

聯合ニュースも産経新聞の報道を引用し事実関係のみを短く報じたが、入国拒否の理由などについては触れず。呉氏について「2005年3月、日本帝国主義の植民統治が朝鮮の経済と教育の発展に大きく寄与したとして植民支配を徹底的に美化する本を出して波紋を起こすなど、韓国を卑下し日本を美化する著述・評論活動の先頭に立ってきた」と紹介した。

また、呉氏が07年10月、母親の葬儀に出席するために帰郷した際にも済州島で入国が一時拒否された、と伝えた。
msnニュース2013.7.28 19:45


呉善花さんは、案外世界中で韓国が一番恐れている女性かもしれない。日本に帰化しその卓越した情報収集力と分析力で、過去の朝鮮の歴史や現在の韓国と日本について冷静に多数の著書をあらわしてきた呉さんですから、韓国の捏造史にも詳しいでしょう。日本についての本を読むとその博識さに驚くと同時に、その考察力がとても勉強になります。その辺の日本人よりも、多分呉さんのほうが日本を知り尽くしているのです。呉さんの著書を読めば、単純に親日になった方でないのはすぐにわかります。呉さん自身、反日教育を受けた世代で葛藤があったのです。その呉さんがなぜ日本に帰化するまでになったか、本来であれば今回のことはそれを韓国の人達が知るいい機会だったはずなんですけれども…。


サッカー戦でまた問題が起きましたが、「歴史を忘却した民族に未来はない」という言葉、毎回毎回、自分達に跳ね返る言葉を連ねるのには、笑ってしまいます。呉さんの本を読んで、歴史を見なおした方がいいですね。


考えてみれば、そこまで日本を知り尽くしている呉さんが日本に帰化され、研究したことを日本で発表していただけることは日本人にとってはありがたいことです。