若い頃は気がつかなかったなぁ
20代の頃とか…
どうして戦争映画なのにこんなに穏やかで静かなテーマ曲なんだろう?
とくに始まりがメジャーなのでちょっと牧歌的でもあって
20代の頃はいろんな意味でイケイケだったから
戦争映画だったら勇ましく!速いテンポで!
って感じで
ほんとこの曲の良さというか
存在意義がわからなかったけど
大事な人たちがジワジワと亡くなって
その喪失感がジワジワと迫ってきて
哀しいし
もちろん涙を流していなく時もあるし
嗚咽をこらえきれずにヒーヒー言って泣く時もあるし
でも
どこか穏やかな気持ちで
心の大波を抑え
もちろん哀しいし悔しいんだけど
最近は
騒がず粛々とたたずんでる事が多くて
そんな時に
ふと頭の中にこの曲が流れます
穏やかな波がどんどん大きくなるけど
でもそれをできるだけ塞き止めて
この曲を頭の中で聴いてます
Stanley Myers
Cavatina
染みます
なんだかとっても染みるんです
大きくは泣きません
でも
さめざめと泣くんです
男だってさめざめと
泣く事もあるんですよ