福島浪江町:新小学生ゼロと東大中川恵一の「子どもは10mSv/y以下なら」の狂った説明 | 男も女もすなる日記といふものを、オカマもしてみむとてするなり

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現在は原発事故に関連した記事が多いですが、どの記事にも自分なりの物の見方・考え方を書くようにしています。

東京新聞紙媒体20130203朝刊28面 要旨byめぐ

①2010年度は96人、11→4人、12→2人、13→0人
②在校生30人=事故前の20分の1
③町は二本松市、福島市、本宮市にスクールバス出しているが、子どもを避難先の学校に通わせる親が多い。
④石井校長「教育環境の良さを保護者にアピールしたが、思いが届かなかった。一年生が来ないことを憂えず、児童が一人でもいる限り学校を続ける気持ちで子どもたちを大切にしたい」
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  なんともはや。要旨だが、この記事には放射能の話、被ばくの話は一切出てこない。
「教育環境の良さ」て何を言ってるんだ?狂ってるとしか言いようがない。
  避難先の学校に通わせた方が、子どもにとってもいいのは当たり前だ。私は福島からの避難を呼びかけてはいるが、それはそれとして、復旧・復興のシンボルとして子どもたちを利用したいだけなのに、「教育環境の良さが理解出来ない親が悪い」という言い草はない。

  キチガイの御用、中川恵一がドクタービジットでこんなことを言ってる。
界の専門家が慎重に検討を重ねた結果、年間10ミリシーベルト以下の被曝なら、子どもでもがんになる危険性は増えないと考えていいということになった」

  でもねぇ、福島は現存被ばく状況の20mSv/y。しかもこれは生活パターン想定(8時間3.8μSv/h、16時間は木造家屋内で遮蔽効果0.4がけ=3.8μSv/hが20mSv/yだとされてる。しかも一昨年の4月、福島県内13校が3.8μSv/h超=20mSv/y超で、屋外活動制限)だし内部被ばくは含まれてない。
  つまり中川のインチキ前提にしても子どもについて10mSv/y超えてるんだよね。
  こんなことも分からないバカばかり。