中国人の国民全てがそうだとは言わないが。

我々日本人にとって驚きと言うより呆れの連続である。

(一部日本人にも道徳心の無い人がいるのも悲しい事実)

自分さえ良ければいい。

他人のことなどかまっていられない。

と言う利己主義の人間が多いのが現状である。

中国では今年の5月、キツネやネズミの肉にゼラチンを加え羊肉に偽装して販売した業者がなんと2010件にも及び摘発された。

また福建省などでは病死した豚の肉を販売。

さらに産地不明の中国産牛肉を高級和牛店で「神戸牛」と称して店に出したり、安価なカモ肉に偽装して数倍の値段で販売したりしている。

しかもこの偽装肉には基準の約2000倍もの亜硝酸塩が含まれ発がん性の恐れがあるという。

我々も中国産の食品は出来るだけ買わない様に注意すべきであろう。

この他、工場排水の垂れ流しは当たり前。

3月には上海の水源である黄浦江で病死した豚の死骸1万匹が捨てられ、上海市の中心部近くに流れ着くと言う事件が起きた。

このように中国の水事情は劣悪極まりなく、中国で売るペットボトル入りの水を売る有名ブランド「農夫山泉」でさえ、北京紙、京華時報が「農夫山泉の水源地は汚染されており水質は水道水より劣る」と報じている。

そのせいか清涼な日本の水源を狙う中国マネーが最近触手を伸ばしていることに、我々一人一人が監視していかなければならないのである。

裕福な人は日本のペットボトルの水を飲んでいる現実。

フザケルナ!!
都心の金持ちほど自己主義と言える。

貧しい地方農村部の国民約2億6300万人が出稼ぎ労働者となり、親は都市部へ出稼ぎ約6100万人の子供が置き去りにされ十分な教育を受けていない。

中国政府は20年以上の間、農村部の貧困層に対し賃金の高い都市部への移住を推奨しているが、都市部に戸籍を持たない者は医療や教育などの社会保障が受けられない為、移住者に対する格差が生じている。

都市部でのインフラ整備や超高層ビル建設の仕事を求めて出稼ぎに出るが、労働環境の悪さで4人に1人が粉じんの吸入でじん肺になり死亡している。

中国は労働環境の安全基準が低く、何百万人もの出稼ぎ労働者がじん肺にかかっている。

建設現場の掘削や発破などの仕事でも薄っぺらな保護マスクしか着けずに埃まみれになって働かされる。

病気になった人々に対し政府は最小限の保険分を負担するだけで、殆どの企業は補償金など払わないのが現状である。

こんな国がGDP世界2位だと豪語できるのか。

もっと国民一人一人の生活・環境改善に力を入れるべきではないか。

しかし、今の中国は汚職官僚で溢れ、自分たちの懐に血眼になり、贈収賄や不正蓄財が横行している中国官僚の実態では無理か……。
 
旭靖会  本部長著