親がわが子を可愛いと思うのは、しごく自然なことだと思うのです。
でも、その「子」が普通の子供と違っていたら、
世間という表舞台に、親としてはその存在を知らせづらいものです。
あきらかに普通でない行動や言動に、
人々は関心がなさそうなふりをして、実はしっかりと見ている。
一歩外に出たなら、注目されることは必須。
娘や私に向けられる、そういう”人々の思い”をものともせずに、
日々軽やかにやり過ごすなんて、なかなかできることではありません。
私はそんなに強くないですから…。
それでも勇気を出してさらに一歩前へ出よう!と決めてから、
はや数年経ちました。
私が自分のことや娘自身のことについて公表するにあたって、
とても悩み、戸惑いました。
石橋を叩いて、叩いて、叩いて~じゃ渡ってみようかな~と
やっと一歩…踏み出すくらい小心モノの私。(←本当です)
その反面、跡先考えずに「やっちゃえ~!」とやっちゃう自分もいます。
要するに、両極端なのですね~。
このカケ(?!)に失敗しても、何とかするしかないか~くらいの
結局はお気楽な「典型的なB型ちゃん」なのでしょう。
その結果…いえ、まだ道半ばではありますが…、
ネットや実際にお会いしての新しい出会いや、
かけがえのない友情や仲間を得ました。
これから先の道がどうなっていようとも、
この絆をいただいたことは一生忘れないと思います。
娘のことばかりが気がかりな母ですが、
私だけでなく周りのたくさんの人たちが、
娘を心から応援していてくださることを知りました。
娘は重度の知的障害を伴う自閉症児です。
それでも、決して「世間から遠ざけるべき存在」などではないと、
わかったのです。
そして、娘だけではなく他の誰もが「この世の中に必要な存在」
であると心から感じることができました。
みなさんの温かな気持ちが、私にもそして娘にも確かに伝わっています。
「愛される存在」…それはすべての命に言えること。
生きることは楽ではないけれど、
生まれてきたことには、きっと意味があるはずだから…。
昨日、「娘さんに」といただいたドレスです。
愛されているなぁ~Jよ。
よかったね~。嬉しいね。
きっと下さった方にとって、思い出のあるドレスだったことでしょう。
とってもすてきで可愛いドレスです。
そこに込められたお気持ちがまた…本当に嬉しいです。
ありがとうございます。
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講師 荒木 安子(あらき やすこ)
ピアノ・声楽を教えさせていただいています。
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