私の好きなピアニストの中で、
(この方の音には…魔法がかかっているのかも!)
と本気で感じるのが…ホロヴィッツです。
巨匠と呼ばれるピアニストたちは、たくさんいますね。
CDももろもろ手元にありますが、
最近youtubeで何度も見てしまうのが、こちらの画像です。
ホロヴィッツ ラストロマンティック
https://www.youtube.com/watch?v=lMNkmD47j6o&feature=youtube_gdata_player
美しい音色…と一言で言い表せないほどの、
色鮮やかで心をとらえて離さない魅力を持つ、その演奏。
どうしたら、こんな音が紡ぎ出せるのか…。
ピアノの音色って、こんなに多彩でやわらかくて温かで
懐が深くて繊細だったかと…胸がいっぱいになるのです。
あこがれと尊敬のため息が出る、そんな秋の夜長。
先日「読書の秋」ですが、やっと一冊読めました!
本当は、違う本をまず一番に読破したかったのですが、
なぜか、この本ばっかり読んでいまして、結果読了。
http://takagiklavier.com/index.php?no=r132
著者の高木裕さんは、タカギクラヴィアの社長でいらっしゃいます。
コンサートチューナーとして数多くの貴重な経験を重ね、
鋭い視点でこの本を書かれている…そう感じました。
ホロヴィッツが愛した少し昔のピアノには、
現代のピアノにはないものがあったから。
自身の楽器を持ち運べないピアニストたちの苦悩。
そしてその裏側で繰り広げれた、コンサートチューナーの奮闘記。
ああ、巨匠と呼ばれるピアニストたちを支えてこられた、
この方たちのご苦労があったからこそ、
私たちはあのようなすばらしい演奏を
聴くことができたのだと、あらためて、感心したのでした。
ご興味のおありの方、ぜひご一読くださいませ。
目からうろこがボ~ロボロですよ~。
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