ムジカノ―ヴァの500号記念ふろく、『PIANO作曲家ツリー』。


ずっとレッスン室に貼りだしてありますが、


小さな子から大きな生徒さんまで、興味しんしんです。


もうずいぶん経つので、みんな大作曲家のお顔を見慣れてきました。


バロック、古典派、ロマン、近現代の四期に色別で分けてあり、


それぞれの作曲家の関わり合いも、わかりやすいです。



やすこ先生の日記帳


生徒さんたちは、私がプチ観賞会で弾く曲の作曲家が誰なのか


知りたくて、ダッと作曲家ツリーに駆け寄り、


「え~っとねぇ、ショパンは…この人はてなマーク

「ベートーヴェンって、こわ~い。むっ

「ばろっくの人たちの、あたまは、みんな変だビックリマーク(←カツラ)

「えるがーって、なにじんはてなマーク

「せんせい、もーつあるとって、きいたことあるよ。」


などなど、好きな感想を言ってくれます。



子供の感性って自由で好きです。


直感あり、見たことないモノに関してはみんな”変!”と言ったり、


大人でも気づきにくいことを発見したり…。



私はそれらの感想を聴きながら、否定はせずにうんうんと頷きます。


でも、まぁ、間違った情報は入れないように誘導はしますが。



先日、


「センセ、”こーぷらんど”ってさ、


 ”コープみらい”(さいたまコープ)みたい。」


とのたまった、面白い子もいました。


(かなり局地的な話題で、わかりにくいかもですが…すみません。)



また、たいていは「コワイ」「この人、ヤダ」と言われる…ベートーヴェン。


驚いたことに、


(うふふ。)・・・先生、このベートーヴェンって人。

 カッコいい!! 私この人好きドキドキ


そのような感想も。


更にこの子は、伝記マンガ『ベートーヴェン』を私から借りて行きました。



また、載っている肖像画が、油絵なのかそうでないのか、


写真なのか、どうなのか。


写真だけど、カラーじゃないとか。


…子供にとっては、偉大なる作曲家の絵を目の前にして、


まずは主観的に発言してくれればいいと思います。



どんな時代に、どんな家庭環境で育ち、何歳で作曲をしたかとか、


御前演奏で認められたとか、音楽家はパトロンがいなければ


生きていくのが難しかったとか、どれだけ後の世に貢献したとか…


そのあたりの話は、追い追い、ね。



まずは、その音楽家に興味と親近感を持ってもらえたら良いです。


教室の文庫には、その有名な音楽家たちの伝記や関連本が


ありますから、自分の取り組み始めた曲の作者について学ぶ機会は


これからいっぱいあります。



堅苦しくなく、でも持った興味に対してはとことん調べてみる。


その好奇心を、自らの意思で学びにつなげてくれたら一番です。




音譜運転手は君だ 車掌は僕だ


  あとの四人が 電車のお客


  お乗りはお早く 動きます ちんちん



  運転手は上手 電車は速い


  つぎは上野の 公園前だ


  お降りはお早く 動きます ちんちん音譜





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