TPP参加各党の主張 | 松木けんこうオフィシャルブログ「松木けんこうのつぶやき」Powered by Ameba

TPP参加各党の主張

7月1日に、「どうする日本、北海道」と題し、北海道新聞社主催で参院選北海道選挙区立候補(予定)者の公開討論会が行われました。

新党大地からは、浅野貴博くんが出演しました。なかなか面白い討論内容でした


・民主党からの候補者は、たいへん不思議なことにTPP参加反対を唱えていました。ここまでTPP参加をお膳立てした経緯からして、厚顔無恥と言ってもいいのではないでしょうか。

そして、今回の討論会では、輸出産業と農家との天秤のような発言をしていて、もっと広い規模でTPP参加の影響がでることに目が向けられていない印象を受けました。

またこの候補は、最後の浅野君の「党とあなたの方針に違いがあったなら、党に反旗を翻す覚悟があるか」の質問に「ある」と自信満々に回答していました。

私から言わせてもらえば、2年前の菅総理の不信任案決議のときに、なんらかの行動をしてほしかったです。


・自民等の候補者は、TPP参加は民主党の菅元総理が仕掛けて、野田元総理が進めてしまったため、やらざるおえない状況であるとの主張でした。国民生活に大きな影響があることが判明したときは、TPP参加を中止も含めて考えるとも発言しました。民主党の失態の後始末をしているとのことでしたが、

なぜあのときは反対していたのに、今推進しているのかはこれまた不思議ですし、TPP参加はどう考えても悪いことだらけだと思うのですが・・・


・みんなの党の候補者は、TPP参加推進です。TPP参加でも本物志向の消費者がいるから、日本の農業が試算通りに衰退することはない、

「補助金をじゃぶじゃぶつぎ込んでしまう」ような農家は淘汰されるべきとしか聞こえない演説には驚いてしまいました。

これは「みんなの党」の共通認識ではないとは思いますが、農家の実情を少しも理解していないのは悲しいことです。本物志向の消費者という発言も、私たちの生活全般をどれだけ理解しての発言なのか疑問です。


・共産党はTPP参加反対。内容も筋が通ったものでした。


・新党大地は、農業はもちろん、軽自動車の存亡、私たちの生活全般に悪い影響が出ることが予想されるTPP参加は断固反対。

農産物の特定品目は対象から外すなどという交渉が聞き入れられないのは目に見えてますし、聞き入れられるとしても、特定品目以外で生計を立てている農家はどうするのか、説明にもなっていないのが政府の説明です。