台風の接近で天気が心配でしたが、小諸にはさほど影響もなく、10/26(土)のコンサート当日の朝には雨も上がって開催時刻にはすっかりいい天気になりました。
今回も、小諸周辺の他、新潟、埼玉、東京、神奈川などの遠方からも大勢足をお運びいただいたき、「小諸望嶽荘コンサート」はお陰様で盛会となりました。
ご来場くださった皆様、ご協力いただきました皆様に改めて御礼申し上げます。
今回の演奏は
バロックヴァイオリン : アン・ワルストルム
バロックフルート : トーマス・シュッツェル
チェンバロ : 鎌田まゆみ
の3名による古楽アンサンブルでした。
望嶽荘でのバロックヴァイオリンの演奏は今回が初めてです。
演奏者の方々はストックホルムから来日し、仙台各地でチャリティコンサートを終えて、前日の夜に小諸に来られました。
移動時間も長く、大変お疲れだったことと思います。
当日もわずかなリハーサル時間しか取れませんでしたが、コンサートではとても素晴らしい演奏を披露してくださいました。
アンさんのバロックヴァイオリンの演奏はとても力強く、素敵な音色でした。
トーマスさんのバロックフルートのフルートの音色も繊細で、演奏テクニックも素晴らしかったです。
鎌田まゆみさんは望嶽荘では今回で3回目の演奏となります。
演奏をお聴きになった皆様も口々に賞賛されていました。
毎回、望嶽荘でのコンサートにはチェンバロを製作してくださった柴田雄康さんがお見えくださいましたが、残念ながら今年の10月にお亡くなりになられました。
今回は、チェンバリストの鎌田まゆみさんが柴田雄康さんへの追悼の意も込めて、最後にアンナ・ボンの「ソナタ第5番ロ単調」を演奏してくださいました。
短い時間ではありましたが、お越しいただいた皆様には大変満足していただけたのではないかと思います。
コンサート終了後は、毎回演奏者を囲み、お茶とお菓子をいただきながら皆様で歓談して頂いておりますが、今回は今まで以上に盛り上がっていたのではないかと思います。
次回の望嶽荘でのコンサートは、来年5月の連休明けにガンバ奏者の小池香織さんのお迎えしての開催を予定しております。
詳細が決まり次第逐次ご案内してまいりますので、どうぞご期待ください。
またのご来場をお待ちしております。