本日もレッスンと楽器講座、楽しくさせていただきました。
お友達の先生方がお二人、手作り楽器に挑戦してくださいました♪
お一人目は、Y先生。
お暑い中、わざわざお越しくださいまして
誠にありがとうございます。
弦楽器を手作りしたいのです~とのリクエストにお応えしまして、
【わごむげんがっき】を。
この楽器はもともと、カップ焼きそばの入れ物で作っていました。
お金をかければ、もっと大掛かりにちょっとは本格的に(?!)
弦楽器を作ることができますが、
子供たちを対象にしているので、とりあえず身近にある材料で
作れるものをめざしています。
ですので、”わごむ”を使うことからは離れずに、
でも今年は入れ物(ケース)は頑丈で、
音程になるべく狂いが生じないように、変えてみました。
木箱です。さらに、音域も少し増やして♪
高い音は弦を短く張る必要があるので、○○○○を使いました。
何を使ったかは、Y先生しか知りません。
ふふふ…。Y先生曰く、
「こういう風に、この場所に、
コレを使うとは思い付かないですね~」
と驚いていらっしゃいました。
1オクターブ出るように、調整してあります。
ドレミファソラシド (実音は、ソラシドレミファ♯ソ)
さて、先生とはこの調弦の難しさを通して、
「人生と似ているね~。うまくいきそうでいかない~」
と深~いところまで語り合いました。
ささ、そうこうしているうちに、ランチタイムと相成りました。
パスタのおいしいお店にご案内しまして、
おいしいランチ+デザート付で、お食事を楽しみました。
その後、Y先生を駅までお送りし、そのままM先生をお出迎え♪
そう、午後はM先生と【レインスティック】と【マリンカン】を
作る約束をしていました。
このレインスティック、これまでに何人か(6人くらいかな?)の先生方に
差し上げたり音色を聴いていただいたりしましたが、
みなさま口を揃えておっしゃるのは、
「あぁ~癒される音~。暑い季節にはぴったりね。
それから、このしゃらしゃら~~の最後の、しゃらって
鳴るのがまたいいね!余韻がね~。」
…と。
「余韻を楽しむ耳が育つよね。
静かに、最後のささやかな音まで聴く耳が、ね。」
面白いと同時に不思議なのですが、
先生方、同じ感想を述べてくださいます。
もちろん私も同じ意見。
ざわざわした毎日の中で、聴きたい音に耳を澄ませる。
心を落ち着けて、聴きたい音に集中する。
今のお子さん方に、一番必要なのはそういうことじゃないかな、
とさえ思います。
音を選べない時代ですから、ね。
余韻を聴く、余韻を楽しめる耳を私たちは育てなくては
なりませんね。そう、あきらめず、根気よく。
などと…ちょっと語ってしまいましたが、
M先生との楽器作りもまた、味わい深いものでした。
先生目線、専門家目線でのご意見ご感想も貴重です。
超ロング・レインスティックに挑戦!
M先生、「楽し~い」って♪
本体だけでなく、外装も大事です。
なんせ、手作りですから完成させるのは自分。
結構ハードな材料を使って作っても、
楽器として頑丈かつ安全でなければ、いけません。
もうね、本体の細かい作りから、飾り付けのコツまで、
じっくり伝授させていただきました。
M先生も非常に喜んでくださり、
「生徒さんも喜ぶわ~♪」
と電車で次のお仕事に向かわれました。
以前、このレインスティックを電車で持ち運んだ時、
(この人、何持ってるんだろう?)とニ度見されたりしたので、
M先生大丈夫かな?と心配しました。(by心配性)
でも、M先生は全然平気。
「スタバで、お兄さんに”これはなんですか~?”と
聞かれたから説明して音を聴かせてあげたら、
喜んでました~」
ですって!先生、カッコいい。
ちなみに、本日の材料はこちら。
なにになにが使われたかは、ご想像くださいませ。
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