私事でご報告があります。

本日、私の所属する生活の党・小沢一郎代表とお会いし
生活の党を離党する意向を直接伝えました。

今まで全ての自分の政治行動の基軸は「政治家・小沢一郎」でした。

29歳の時に民主党から初出馬した際も、
参院に初当選して会派を選んだ際も、
国民の生活が第一を結党した際も、

全て昔からの憧れ そして、尊敬する政治家から様々なものを吸収して、
同じ理想の下に新しい政治を築いていきたいという強い想いの中からの行動でありました。

自分自身の政治家としてのこれからの成長を考えると、
「小沢一郎」という自分の基軸にだけ依存するのではなく、
これからは自らを基軸とし、世の中を切り拓いていかねばならないのではないかと、これまで自問自答をしてまいり、今回の決断と至りました。

参院選後に党を離れますが、今でも、そしてこれからも、
私が「政治家・小沢一郎」を尊敬する想いは変わりません。

これまで小沢氏と政治行動を共にされた方々が離反され、
その後、手のひらを返したように小沢批判を繰り返す方もいますが、
私はそのような事はしたいとも思いませんし、彼らの行動は自分の弱さが原因であるにもかかわらず、小沢氏のせいにしてしまう事は潔いとは私は思いません。

尊敬して政治行動をともにした相手を批判する事は天に唾する行為でしかありません。

小沢氏の盟友であった公明党の市川氏が朝日新聞のインタビューにこう述べられておりました。

『「小沢主導」だけど、強権でもなんでもなかった。
合目的なリアリストの一面と、
政治はかくあるべしという革命児の魂が
一人の人格の中に共存していた。 』

市川氏の小沢氏に対する評価は私も正しいと思います。

これからの自分の行動、政界の行方は、まだまだどうなるか分かりませんが、我心我道で進んでまいります。

立場は変わりますが、私は私の中で「小沢イズム」を永遠に継承し、自分の形に変えていければと思います。

「政治家・小沢一郎」と政治行動をともに出来たこの経験は私にとっては大変貴重なものであり、これからの自分に大きな気づきになるものだと確信しております。

ありがとうございました。