今年も大リーグのポストシーズン、めっちゃおもしろいです。
今は、ディビジョンシリーズの真っ最中ですね。
最初に勝ち上がったのは、ドジャースです。(ブレーブスが敗退)
ドシャースは、2勝1敗でむかえた第4戦、中3日でエースのカーショーをもってきて勝負にでました。
ベンチの思惑とは裏腹に、終盤、リードされた状態で迎えました。
ブレーブスのブルペン陣はナリーグ最強と言われているので、敗戦濃厚のムードが漂っていました。
このままでは、第5戦以降も流れが悪くなってしまいます。
その嫌なムードを吹っ飛ばしたのは、キューバからやってきたルーキーのプイグとドミニカのベテラン、ウリベでした。
プイグについては、説明いらないですよね。(ドジャースの大進撃は、プイグがメジャー昇格してから始まった)
ウリベとは、2001年、ロッキーズのスプリングトレーニングで一緒でした。
その頃は、ネフィ.ペレスという名遊撃手のパシリみたいな存在で、まさかこんな選手になるとは想像もつきませんでした。(2010ワールドシリーズでも活躍した)

今年のポストシーズンで、一番、応援しているのは、パイレーツです。
パイレーツ監督のクリント.ハードルは、わしがロッキーズにいたときの打撃コーチでした。
当時のあるゲームで、暴れん坊だったわしは、ノックアウトされベンチで大暴れしました。
その時、ゲータレードのタンクをひっくり返してしまいました。
それが運悪く、ハードルさんの足にかかってしまったのです。
ズボンはゲータレードで真っ青になってしまい、わしはしまったと思ったが、暴れたてまえ、あやまることもできずだまって様子を見ていました。(悪いやつやな)
すると、ハードルさんの顔はみるみる真っ赤になり、怒っているのがはっきりわかりました。
こりゃ、一悶着(わしが一方的に悪いんやけど)あるなと思った瞬間、「気にするな」とひとこと言ってロッカーに去っていきました。
その後も何事もなかったかのように、ズボンを履き替えてベンチにもどって、ゲームを見ていました。
後であやまりに言ったときも、「お前の気持ちはよくわかる。もう気にするな」と言ってくれました。
かっこいいでしょ。
そんな器の大きい人は、いつか監督になるんやろなと思っていたら、2002年のシーズン途中、ロッキーズの監督になりました。(2007年には、ワールドシリーズ出場)
そして、今回は、21年ぶりにパイレーツをポストシーズンに出場させました。
ポストシーズンでもいい戦いをして、名監督の仲間入りをしてほしと思っています。

日本球界も、クライマックスシリーズがそろそろ始まります。
カープとライオンズが勢いに乗っているように見えますね。
短期決戦では、勢いとゲームの流れを読む事が大事になってきます。
個人的には、投手交代のタイミングが重要になってくるような気がします。
さて、今年は、どんな結果になるのでしょう。

ほな、また。

凱旋門賞、おしかったですね。
今年こそはと思ったが、フランスの3歳の女の子が勝ちました。
世界の壁は、まだまだ厚いですな。