加須の犬 32匹SOS

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年末の27日に突然 埼玉県加須市で34匹の犬が餓死寸前との

SOSが入りました


飼い主には事情がありフードを買う費用が調達できなくなり


もう9日間 餌をあげていないとの事です


早速 スタッフが現場へ行き確認を致しましたところ


34頭の中型雑種犬が骨と皮だけで生きており


生まれた子犬はすべて食べられてしまうとの事で


子犬は一匹もいませんでした


聞いただけで気を失ってしまいそうですが


現実はさらに悲惨な事になっており


29日に一匹が餓死もしくは衰弱死。30日に同じく一匹が亡くなってしまいまし


た  


こういった環境に置かれて居る子は


我侭を言えずに飼われていたのでほとんどが素直で従順な子です


それが一層 不憫です 


逆にこの環境に耐えられずにストレスをかかえてしまっている子も


何匹かいるようですがこれから一匹ずつ様子を見ていきます


この年末 お正月の間にスタッフが交代でご飯の世話に通っていますが


時期が時期だけにスタッフも大変 厳しい中で


少しの時間を無駄にせずに活動をしています


新年早々からすでに暗雲の立ち込めた失望感を感じてしまいますが


この子たちには何の罪もありません


どんな所に生まれてどんな飼い主に飼われるかによって


運命は大きく左右されることになります


こんな子に会うたびに


小山菜々子さんの詩を思い出します



「踏まえた草は言いました
つらいとかそんな事ではなく 
踏まれなかった草とどこが違うのか
それだけを教えてほしいと・・・」



踏まれているこの子達を助けたいと心から思います

皆様へご支援のお願いさせて下さい


今回は頭数が多いのと置かれた場所が狭いので


動くときにどうしてもお水をひっくり返してしまい 飲めない子もいます


なるべく喉が渇かないようにと考えて状況が良くなるまで


ドライフードは避けたいと思います


また加須は気温も低い地域にもかかわら犬たちは地面に直接置かれています


のでこのままでは凍死をしてしまう可能性を案じています


首輪やリードもぼろぼろでいつ切れても仕方がなさそうな粗末な物を付けてい


ます それは脱走などの危険に繋がります


医療ケアもしたいのですが今の状態では麻酔をかけることがまだ難しいと思わ


れますので健康状態を回復させたからと考えています


雑菌で皮膚が腫れてしまっている子や被毛もべたべたですのでシャンプーも施


してあげなければなりません 


今回の子達へ必要な物資のご協力をお願い致します とにかく何もない現場で


ご飯だけを待っている状態です


どんなに少ない量でも有難いです また32頭のこの子達の医療費ですが栄養


失調の子や衰弱をしている子が多いのとこれまでワクチンやフィラリア予防も


せず 病気のまま放置  衰弱や餓死をしている状況から普通の体力に戻すま


でには一頭につき相当な費用がかかると考えられます


苦しみや痛から一刻も早く解放をしてあげたいと思いますので


医療費のご支援をどうかよろしくお願い致します


物資で必要な物は


良質の缶詰め。 バスタオル。毛布類。シャンプー。 ワイドペットシーツ。


中型犬用首輪。 中型犬用リード 中型犬用ハーネス。


犬小屋(プラスティック製のものは


夏は暑く冬は寒くて使えませんので木製が望ましいです)。


こんなに寒い中でこの子たちには布っきれの一枚もありません


生まれた時から繋がれっぱなしで自由も楽しみもありません


皆様の温かいご協力を願い申し上げます


■御支援(医療費)お振込先
☆三菱東京UFJ銀行 成城学園前支店
普通口座 0000178
特定非営利活動法人 日本動物生命尊重の会

☆郵便局
記号 10190
番号 69753781
動物生命尊重の会

ご支援をいただける際は、当会のアドレスまでご連絡をお願い致します。
折り返し 送付先住所を返信メールにてお伝えさせて頂きます。
E-mai:alis1993@live.jp

よろしくお願いいたします