今泉賽の河原例大祭 | 津軽半島観光アテンダントのブログ

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これからも津軽の魅力をたっぷりとお届けします♪
津軽半島を走る津軽鉄道でお待ちしております。

みなさん、こんにちは!みっちょんですみっちょん

そろそろこちらも梅雨入りか!? 今週中にも梅雨入りしそうだとのニュースを聞きましたが。

今日の津軽は、朝雨が降っていたものの今はナンボガ青空も見えています曇り時々晴れ




さて、突然ですが。

みなさん、「賽の河原」を知っていますか?

津軽鉄道沿線でいうと、川倉に賽の河原があります。

今日はちょっと、シンミリ(?)真面目な(?)話題。


その「賽の河原」どういう場所だか知っていますか?


幼くして親よりも早く亡くなった子どもが、いつ終わるともなく石を積み続けるという苦を受ける場所。

三途の川の河原のことを言うそうです。


もっともっと詳しく見ると様々なことが書かれているものがたくさんありますが…簡単に言うとそういう場所です。かなり古くからあるものです。



毎年例大祭が行われます。

身近なところだと、川倉にある賽の河原地蔵尊ですかね。

川倉は毎年旧暦の6月23・24日に行われていて、その時になると汽車に乗って川倉の地蔵尊に行く方が増えます。


今年は7月29日~7月31日だそう。


芦野公園から歩く方が割合で言うと多いですが、30分くらいかかるので足腰に自信のない方は金木からタクシーで行くことをおススメしますエル



そして、この川倉賽の河原発祥地となった場所が津軽中里駅よりももう少し先にあるのです。

知ってました?


今泉賽の河原


「十三湖のシジミが食べた~い!」とタクシーやバスで中里駅から「今泉」まで向かう方がいます。

その今泉には川倉賽の河原発祥の地と言われる他に、日本最古・イタコ発祥の地とも言われている「今泉賽の河原」があるのです。



その今泉賽の河原で例大祭が開催されます。


とき:6月23日(日)

開会式:9:50


ですが。

開会式の前に薄市小学校のみなさんによる合唱があります

※雨天の場合は中止



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今泉賽の河原についても少しお話しましょう。

地域の方の言い伝えによると、霊場は昔…興国元年(室町時代!!)の大津波、その後(応永28年)の戦等によって亡くなった方を供養するために始まったそう。

その後、各自でお参りしていた賽の河原霊場ですが、昭和40年には出土した木像を地蔵尊とした地蔵堂を建立して奉り地域の大行事としてスタート。

昭和47年には今泉賽の河原講中運営委員会が設立されて、現在に至ります。



例大祭が行われるようになって、今回で42回目!!

行事としては42回ですが、行事となる前から地域の人が信仰熱く、それぞれにお参りし続けた場所。

そんな場所での例大祭はスゴイ!!!


祖先供養と仏様の供養はもちろんですが。

イベントも盛りだくさんなのです。


中里三味線回の演奏やダンス発表、中里駅ナカではすっかりお馴染み・中里中学校の吹奏楽演奏おんぷ


くじ引きまであります!

しかも大人の部と子どもの部に分かれてますので…

大人のみなさん、子どもに遠慮することは一切ナシ!

心からくじ引きを楽しんでくださいキャッ☆


ビンゴ大会もありますヨヒソヒソ

歌謡ショーも気になるじゃない☆ 

よさこいソーランも若者(わげもの)が踊って地域を盛り上げます!

自由参加の芸能発表タイムもあるので…芸能自慢がある方はぜひ!!


ご先祖様を供養しながら、楽しめる。

そんなイベントもまた良いですね好

ご先祖様も楽しんでくれているかもしれませんねニコ

みなさんもぜひ足をお運びくださいsei