
thank you伝道師 ナースりん

24時間テレビ

大野君のドラマを観てました

大野君の役である『こうた』君は、
まだ若くして、
ガンと告知を受け、
どう生きるか、死とは何かと向き合って…
最期まで生き抜きました。
年代によっても、
その生き様によっても…
生きる・死ぬこと捉え方は違うでしょうね。
私は、今年3月に逝った父のことを
思い返していました。
「おまえ、また気にしてるのか!」
…そぅ言わんばかりに、
髪の毛を何度も叩かれる感覚を感じながら。。。
ガンという病気に限らず、
生きられるのか、
死ぬかもしれない病気に直面している人は、
不安や恐怖、絶望、不信の気持ちと戦いながら、
どんな形であれ必死に生きています。
たとえ、今までのその人とは違うように見えても、
その時々でもがいて、答えを求めて…
必死に生きているんですね。
父も朦朧とする意識の中…
自分が生きているのか、死んでいるのかも
分からないときがあったはずです。
私と娘で足浴をしたときのこと。
足をお湯に付けると、
ちょっとびっくりした顔をして、
きょろきょろと一瞬していたのは、
『生きてること』を感じてくれたときなんじゃないかって、
改めて感じられました。
一人じゃないって、
思ってくれてたんじゃないかな。
家族の一員だよって、
伝わっていたかな。
ずっと強がり・意地っ張りの娘だったから、
言えずにきたけれど。
本音を話したのは、
ガンだと分かって体調が崩れかけてきたときでした。
でも…父が生きているときに伝えられて、
父さんには迷惑だったかもですが…

私は感謝しています

父は魂となって、
ウロウロ周遊を楽しみながら…
それでも心配そうに、
家族を見守ってくれてるんだろうな。。。
時々、父の魂とシンクロします。
父ならこう言うだろうな~と思うことがあったり。
娘と話し合いのときは、
キッツイ私の言葉を危惧して(

左耳がキーンと耳鳴りして知らせてくれてます。
ハッとして、
ちょっと冷静になれるんですよね。
大野君のドラマを観ていて、
改めて父の最期を思い出しました。
父の想いを想像することしかできないけれど、
父の最期は幸せだったと…
私は信じています

イロイロあったけれど、
お通夜にも葬儀にも…たくさんの方が来てくださって…
何よりずっと言葉にはしなかったけれど、
兄弟姉妹の仲を戻したかったんだよね。
父の兄弟・姉妹も集まってくれて…、
父の想い…伝えきれはしないけど、
(それは父本人にしかできませんよね~

私からもたくさんお礼伝えられるだけ、
伝えたつもりです。
死を間近にして、人は何を想うのでしょう。。。
そのことがそれぞれに分かる日は、
『そのとき』がきたときでしかないのでしょうね。
「死は終わりじゃない」
…私も、そう思うのです。。。
