
thank you伝道師 ナースりん

ある知人の親子関係について、
娘と少し話してみました。
同年代のコとしてどう感じるのか…

リアルに知りたかったのです。
実際に体験していないことなので、
率直に「自分だったらどうして欲しいと思う?」
そういう質問をしてみました。
娘は一人っ子なので、兄弟姉妹のいる生活を知りません。
私の子供時代の葛藤などは、
伝えたことがありますが…。
兄弟姉妹…或いは仲の良い友達…、
人は知らず知らず、そういうつもりはなくても、
比べて見てしまうところがあります。
『あのコはこんなに頑張ってるのに』
『この間のテストで〇君はすごかったんだって

『お姉ちゃんにもできたんだから、あなたもできるでしょ』
『〇〇のときはこんなんじゃなかったわよ』
コチラとしては、
叱咤激励の気持ちだったとしても、
言われたほうにとってはたまりません。
自分の価値を否定されたも同然…と捉えてしまう可能性も、
大いにありますよね

そうは思いたくないのに、
そう思わない証拠が見つけ出せないのです。
「どうせ…」という言葉は、
こういった積み重ねから生まれてくる部分も、
多少はありそうですよね。
私の知ってる情報をかいつまんで話して、
私の見解を伝え、
娘の反応を見てました。
「自分も話を聞いて欲しいと思う。」
「兄弟が自分より頭がいいと、自分なんて!って思っちゃう」
「素直になれないんだよねぇ。。。」
なるほどねぇ。。。
いっぱしのこと言ってくれますゎ

私も姉妹で比べられてきたほうなので(親は認めませんが。。。)
被害妄想と思われようとも、
兄弟姉妹の中で無意識に劣等感を持ってしまったり、
諦めの境地になっていたりするものです。
なにくそ~

どうせ何してもダメなんだ…と諦めてしまうことも
そのコそのコによって、
反応も様々に出てきます。
思春期の子供たちは、
本当は自信なんて持ってません。
強がって、粋がって…、
でも本当は保護されていたいのではないでしょうか。
どんな自分であっても、
たった一人でもいい…認めて欲しいと思うんですね。
自分の気持ちを表現できるボキャブラリーも少ないです。
うまく伝えられない分…、
伝わってこない分、
親はもっと心配になってしまうものでして

アレコレ言いたくもなるのです。
本当は何も言わずに、
見守ることが大事だと思っていても、
つい口出しをしたくなってしまいます。
この図は、容易にイメージできると思います。
娘がおもむろに…
「お母さんみたいに接してくれたらいい

…そう言ってくれました

私はいつも試行錯誤で、
結構(かなり

気分のムラも、
昔ほどではないにしても大きいと思います

口うるさくしているときは、
言うたびにイライラ

声を荒げることもしばしばありました

思い通りにしたい『せっかち母ちゃん』でしたね~。
娘も萎縮してること…、
本当は、分かっていたんです。
あるときから、
私は自分の主張だけが正しいと思い込んで、
例え正しいことだとしても、
今の娘がどう考えて行動していたのか?を聞いてない


口うるさく言うということは、
裏を返せば「信じていない」ということにもなります。
信じていないから、
1~10まで全部言いたくなってしまう

言っておかなきゃ不安で、
イライラしてしようがないわけです。
とどのつまり「自分が不安に思ってる」ということで、
実際は、子供の心配という理由付けをして、
そうしてくれてないと自分がちゃんとできてないようで、
負担も大きくて、不安なんですよね。
そう気づいてから、
「あなたはどう思ってるの?」
「どう感じた?」
「そう思ったんだね。」
…そういった言葉で質問をしたり、
返答したりするように心がけているところです。
たとえ…テストがサイアクでも(

できたところに焦点を持っていくように、
「ココができたんだから、次はもっとできるね~

…と背中を押すように、言葉を選びました。
(ホントは冷や汗モンですよ~

娘にとっては…、
私がそういう風に対応するようにすることで、
話し易くなったらしいんです

甘やかすのでもなく、
できないことはビシッと怒りますが。。。
(怒ったらメチャ怖い


この試行錯誤で気づけたことは、
頑張ったことに対しては、
親自身が『結果』に拘らず、
まずは素直に認めることが何より大事!
…そのためにも、
普段の頑張ってる様子をそれとなく観察して、
内心「この程度~???」と思えることでも、
本人なりには一生懸命なんだということを受け入れることが、
親の勤めなんですよね。。。
私も試行錯誤の子育てですが、
娘はそういう風に私の変化を見ていたんだなぁ~

何がいいか…なんて、一生分かりません。
一人ひとりの個性があって、
同じ方法をとってしていても、
伝わらないことだってあるはずです。
やる気を引き出す方法、
意思伝達(コミュニケーション)方法、
それぞれに違うんだと思うんです。
ウチの場合は…今のところ、こうしてマス。
そして…「できる!」と信じること。
「あなたなら絶対にできるよ!母ちゃんはそう信じてる!!」
と、伝えています。
もちろん…内心は大丈夫かぁ???と思う部分も、
多々あります

親も子供も一生懸命なんだから、
そこにフォーカスして、
やればできる→できたじゃ~ん

…この流れに繋げていけるように、
ハッパをかけてるんです。
何が合っているのか…お互いにスレ違っている状態は、
本当に苦しくて、
我が子だから放置することもできず…
カラクリになってしまうんですよね。
必要なときは怒ることも「愛」です。
そして褒めることも、
認めることも同じくらい大切だと思います。
子供の言葉やいろんな変化に一喜一憂している、
母ちゃん歴17年目、
学年で言うと(


これからも試行錯誤ですが…、
子供の芽を摘むことはしないように、
いつも子供から教わっていきたいなと、
つくづく思うのです。
同時に知人のおうちでの問題が、
最高最善の方法で解決されるように…
「ホ・オポノポノ」を続けていこうと思います。
分かり合うことも、
分かり合えないことも…
天秤に乗せてみたら、
きっと同じ重さじゃないでしょうか。
ほんの一言、
ほんの小さな行動、
相手を尊重する思いやりが、
心を揺り動かすこともでき、
頑なに心を閉ざさせることもできるんだと思います。



