マリアノ.リベラのNYでの最終ゲーム、感動しました。
ヤンキースがリードされている展開、どの場面で登板するのかと思っていたら、8回途中から出てきました。
そして、回をまたいで9回2アウトまで投げた時、ペティットとジーターがマウンドにやってきました。
ずっと一緒に戦ってきたベテランのふたりが、交代を告げにきたのです。(ペティットは、今季限りで引退)
ふたりに、去るときがきたよ(It's time to go)と言われた瞬間、あの沈着冷静なリベラの目から大粒の涙がこぼれました。
使い古された言葉ですが、ひとつの時代が終わった瞬間でした。(これで、背番号42は、大リーグ全球団で永久欠番になった)
ゲーム後、誰もいなくなったマウンドに向かったリベラが、甲子園の砂を高校球児が持ち帰るように、ヤンキースタジアムのマウンドの土をひとにぎりとってきたのが印象的でした。

今年は日本球界でも、惜しまれて引退する名選手が多くいます。
その中には、わしが対戦したことのある選手もいます。
その選手たちの個性的なプレーがもう見る事ができないと思うと、少し寂しくなります。
長い間、おつかれさまでした。(それと同時に、球界での大活躍、おめでとう!)
次のキャリアでの活躍も、期待しています。

今年も大リーグは、最後の最後までプレーオフ進出争い、もつれました。
それにしても、目標がはっきり見えてきたときの大リーガーの集中力は、すごいですね。
ワイルドカード争いで、ひとつも負けられない状況だったインディアンズは、10連勝でワイルドカード1位を決めました。(しかも、最終戦で)
終盤、勢いのついたチームは、とんでもない強さを発揮することがあります。
ひとりひとりの集中力が化学反応を起こして、大きなプラスの力になったのでしょう。
日本のパリーグの2、3位争いも、最後の最後までもつれそうですね。
こういう勢いを感じられるゲームは、見ていても楽しいものです。
みなさんの応援しているチームが、そうなるといいですね。

ほな、また。

秋のG1シリーズ、始まりました。
ロードカナロア、強かったですね。
馬券は外れたが、観ていて気持ちいいレースでした。(負け惜しみ)