芸術の秋、まだまだ大絶賛続行中です。
この一週間は、地元の小中学校の音楽会や合唱祭が目白押し。
今日買い物の途中で、近所の小学校の体育館前を通りましたら、
ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」が聞こえてきたので、
(ああ、6年生だな~。あの早いパッセージで苦労してるなぁ。)
とニヤニヤしてしまいました。
ちょうど、このキーボード担当の6年生のMちゃん(習い始めて数ヶ月)が
「先生!教えてください~。」
と数週間前から練習していましたので。
合奏だけでなく、合唱の伴奏者として活躍する子もいます。
オーディションで受かった子、残念ながら~の子、
最初から「ハイ、あなたっ」と決まってた子。
いろいろです。
学校の伴奏オーディションなるものは、
なかなかいろんな意味で難しいもので、
ただ上手だから受かるというものでもありません。
だから、意外と・・・・・・な理由で受からなかったという場合も
多々あります。生徒さんたち、それで悔し涙を流すことも・・・。
でも、まま受かることがすべてじゃないし、
そこまで頑張って伴奏曲に取り組んだことは、
決して無駄にはならない。
今日のレッスンで、伴奏者にはなれなかったけれど
悔しいからもっとうまく弾けるようになりたいから、
先生徹底的にお願いしますという子も来ました。
思い込んだらど根性ですね。
もうね、大好きですこういうの。
この数週間、よく頑張りました。
オーディションに受かる受からないは、大して重要なことじゃない。
大事なのは、今までの自分にはできなかったことに
果敢に挑戦して努力したという事実。
だから、みんな安心して自分に誇りを持ってください。
演奏の幅が広がったことは、あなたたち自身の財産になるのだから。
そうして、より音楽を楽しめるようになるのだから。
音楽という芸術は、ひとりひとりの心の中の宝物。
その宝物の引き出しを一つでも多く増やしていってください。
それが指導させてもらう私の、ずっと変わらない願いです。
しばしも休まず つち打つ響き
飛び散る火花よ 走る湯玉
ふいごの風さえ 息をも継がず
仕事に精出す 村の鍛冶屋
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