三宅雪子さん 4/21渋谷反TPP集会スピーチその1 | みいすけ380のブログ

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去る421日に渋谷駅ハチ公前で行なわれた、市民主催による反TPP集会。ゲスト・スピーカーの一番手として生活の党・三宅雪子さんがスピーチを行ないました。


三宅雪子さんは、この前日午後、冷たい雨の降る中、新宿での街頭演説を終え、すぐさま新幹線に飛び乗り、市長選投票日前日の名古屋での河村たかし市長の応援に駆けつけました。同日深夜帰京。そして翌日のこの反TPP集会参加ということで、風邪をひかれ、喉の調子も思わしくない中でのスピーチでしたが、集まった市民からはたくさんの「そうだ!」「がんばれ!」という熱いエールが飛んでいました(私も聴衆の一人として参加)。


以下、三宅さんのスピーチを箇条書きの形で文字起こししました。

音声付動画を視聴する時間的余裕のない方、動画視聴環境が思わしくない方、電車等交通機関で移動中の方、そして聴覚障害のある方など、さまざまな事情で動画を視聴することが困難な方にも、三宅雪子さんの主張をお届けしたいと思い、文字起こししています。


※謙譲語の「でございます」は丁寧語の「です」にするなど、語尾を簡素化しています。


※一部、趣旨を損なわない形で要約している部分があります。


《動画-IWJ-現在のところ非会員も視聴可能ですが、一定期限後は会員限定になります。IWJは、ジャーナリスト・岩上安身氏が主宰するインターネット・メディアで、大手マスコミが伝えない数多くの貴重な映像・情報を毎日発信しています。IWJは市民の会費・カンパで運営されています。是非会員になってIWJを応援しまましょう! ちなみに私はサポート会員です》


http://iwj.co.jp/wj/open/archives/75255




私は、TPPに断固!断固!断固反対!の立場で、この場に駆けつけてまいりました。日本の主権が脅かされている。このTPPの問題は、野田前総理がハワイAPECへ出かける以前から持ち上がってきた問題です。


TPPはあたかも農業対工業の問題であるかのように矮小化されてきていました。他にも様々な懸念があり、2年余り私達も警鐘を鳴らしてきましたが、残念ながら政権が代わり交渉参加となったわけです。


しかし、皆さん!TPP交渉参加は7月からなんです。7月からであるにも関わらず、日本が持っている2枚のカード(自動車と保険)、もう出してしまったではないですか。


牛肉の問題、(月齢)20カ月から30カ月へ緩和、これは健康に関わる大事な食の安全の問題です。これは既に民主党政権の時に譲歩してしまったわけですが…


あと日本が持っている2枚のカード、自動車、簡保、これをあっさりと事前協議で使ってしまった。TPPは多国間協議であるのに、日米事前協議で、この大事な2枚のカードを使ってしまった。


(2枚のカード、自動車と簡保を使っててしまった日本は)これからタフな交渉に入るにあたって、いったい何を武器に闘おうっていうんでしょうか。


例外品目、どうやって勝ち取るんでしょうか。日本に残されたカードは、交渉から脱退する! もうこれしかないんですよ。


交渉から脱退するーこれは非常に難しい。外交上も難しいし、実際、今どういう外交交渉となっているかわかりませんけれども、もはやこのカードしか残っていない。


日本の皆様の食の安全、医療の安全を守り、国の仕組みを変えてしまわないためにも、TPPに入らない、この選択肢しか、もう無いんですよ。ですから、TPPには絶対に入ってはいけない!


(続く)