5月5日はこどもの日♪
今日は娘のご希望をできるだけ叶えてあげよう、
なるべくやさしく(!)してあげよう、と心に決めた母。
子供の日はスペシャルな日!…だとわかってもらえたらと、
母は夜なべでこんな帽子を作っておきました。
ハム太郎の折り紙をいっぱい貼りつけた、三角帽子を。
てっぺんには、キンキラモールをポンポンにして可愛くしてみました。
製作時間10分。(←たいして手間がかかっていない^^;)
ご本人の反応は果たしていかに…?
「ハムたろう ぼうし
」
まあまあの反応でしたが…そこで帽子がぽたりと下に落ち…。
「き~っ」
訳→(おかあさん、これすぐアタマから落ちるんだけど~!)
「ああ、そうか。ごめんごめん。ゴム付けるの忘れたよ。」
…思いつきは悪くなかったが、ツメが甘い母。
まぁ、気を取り直して、ご希望のモンブランをお一つどうぞ。
「おかあさん。ください。」
「はいどうぞ。いつもがんばって偉いね~。」
「おかあさん、ください。」
「今あげました。」
「こっちから」(←母の分を狙っている)
「これは、おかあさんの!」
「こっちから!」(←強引に横取り)
「こらー!人のを勝手に取るんじゃない。」
「ごめんなさい。」(←しかし、すでに私のモンブランは彼女の口の中)
…せっかく心穏やかに過ごすつもりの子供の日でしたが、
早速母娘の頭上には暗雲が立ち込めてきました。
娘の食欲がここまで出たのは喜ぶべきことで…。
しかし、同時に食べ方や食べるスピード、マナーなども
覚えてくれないと困っちゃうのですが…それがなかなか難しい。
彼女に、理解して欲しいといろいろ実演したり、視覚化したり、
言葉や態度で表現してみても、伝わりにくいのです。
さてその後、ピアノの練習をいたしました。
休日でないと娘のピアノは見てあげられません。
「おかあさん、キャラメル…」
「ピアノ頑張ったらね」 (キミはまだ食べるのかっ。)
「おかあさん、きものドレスきます。」
「きものドレス、作ってないです。」
「きものドレス、きたいの。」
「その前に、しっかりピアノを弾けるようにしましょう。」
「おかあさん、ロビー(発表会場の)いきます。」
「まだです。じょうずに弾けないと、発表会出られません。」
「・・・・・・・」
「はい、もう一度!」
(何とかして、逃げの一手を打ちたいようです。)
「こら~っ!そこは、こうでしょ。」 (娘には容赦ない母。)
「おんがくかけるの!」 (←伴奏CDをかけないと、気分が出ないと言いたいらしい)
「まだ。一人で弾けてから。」
「き~っ!」
「ハイ、もう一度。こう。」 (彼女は楽譜が一切読めないので、二人羽織で教えます)
母に粗雑に扱われても、それでも、
本番ではすてきな衣装ですてきに弾きたい彼女。
母はアタマから煙を出し、怒りながらも、彼女に教えているのは、
本番でなるべく良い姿を披露させてあげたいのです。
格好つけたいからそうさせるわけではなく、
結果的に彼女の【達成感】に繋がるはずだから。。
定型発達のお子さんよりも、
進歩は非常にゆっくりでできることも少ないですが、
なにが彼女の生きがいに繋がるか、まだわかりませんので、
私は親としてできることを、していきたいと思うのです。
…生徒さんを教える時とは、別人の指導ですけれど、ね。(;^ω^A
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講師 荒木 安子(あらき やすこ)
ピアノ・声楽を教えさせていただいています。
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