14日神奈川県海老名市で行われた市民公開シンポジウム「子宮頸がん」についてに参加しました。

厚生労働省から勧奨中止となっている子宮頸がんワクチンだが海老名市と海老名市医師会が主催となって開催された。総合司会は私達被害者が先日インタビューなどの取材を受け出演していたテレビ神奈川の取締役営業局長 中村行宏さん。



2部の「子宮頸がんワクチンと副作用について」は神奈川県産婦人科医会 会長 東條龍太郎さん。

まず配られていたパンフレットに唖然。





100%予防できる。

45歳までの成人女性にも有効。

妊娠中に接種しても問題ない。

副作用は、かゆみや発赤などの軽いものが報告されています。

と書いてある。


これはもう詐欺。詐欺以外の何者でもない。


子宮頸がんワクチンで子宮頸がんは撲滅出来るのか?答は「ノー」である。

子宮頸がんの6割が16型,18型によるとされている。残りの4割は他の高リスク型HPVによる。免疫交叉を考慮しなければ、この4割は現行のHPVワクチンでは予防できない。従って、いかにワクチン接種を徹底させても、子宮頸がんは無くならない。

16型,18型がワクチン接種により減少したとしても、男性も、女性も複数の型のHPVに同時に感染しているので16型,18型以外の高リスク型のHPVが蔓延する。




HPVは性交だけでなく口、膣、外陰部、陰茎、肛門、指のいずれかの皮膚と粘膜との接触によって感染する。

HPV16型,18型については、無症候性キャリアが数多く存在するであろう。HPVワクチンによる16型,18型HPVを排除することはできない。

(予防接種の手引き<第13版>)

ワクチンを接種しても他のハイリスク型に感染している可能性もあるから検診が必要と言うことは、検診を受けていればワクチンは必要がない。

何故ワクチン接種をまだ10代の子供に接種するのか?

まだHPVに感染していないうちに接種するのが有効だからでは無かったのか?

45歳まで有効ならば多くの女性が罹患していると言われている20代後半からの接種で十分なはず。

なのにまだ成長過程にある子供に接種させるのだろうか?

治験は20代~は500例、10代100例ほどと聞いているが副反応発症率は治験者が少ないにもかかわらず、10代は20代の3倍だと言うこと。

それでも10代に接種させる不思議。


妊娠中でも接種して大丈夫と言うが厚生労働省の注意書には健康状態や体質等を担当医にしっかり伝え、予防接種の必要性、リスク、有用性について十分な説明を受け、よく理解した上でとなっている。

また妊娠中のかたがワクチンを接種し無事出産のできたかたは20%と言う話もある。
80%のかたは流産か死産。

婦人科学会は安全だと言うなら妊娠中のワクチン接種者の出産率も確りと公表するべきだと思うのだがいまだに公表されていない。

何故だろうか?


副反応で言えばかゆみや発赤だけでの軽いものばかりではない。

複合性局所疼痛症候群(CRPS)やギラン・バレー症候群、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)等が副反応として認められている。

接種して直ぐに症状として表れるものもあれば6~8ヶ月、1年とじわじわと症状として現れてくるものもある。


しかも脳神経の異常や自己免疫の異常や自己炎症性疾患とも言われている。

CRPSだけではない!

鎌倉市での調査の数字は大袈裟だと言っていたがサーバリックスHPには副反応発症率は4%とかいてあり鎌倉市の報告と合致する。


私が質問を代えていくつかしたが答はすべて同じ、有効性があると言う答えしか聞かれなかった。


この時期に、こんなシンポジウムを開く海老名市や海老名市医師会、神奈川県産婦人科学会の常識を疑う。