私の本業は「映像演出家」です(まぁ副業はありませんがw)…大昔は演劇界に身を置いていましたが(かなり端っこの方にねw)…27歳の時に完全転向しました。
コマーシャル制作業界へ新人として飛び込んだ時にはまだまだ35mmFILMが全盛でした。ちょっとした記録映画やPR映画は16mmFILMで撮影したりしました。16mmの方がFILMの尺が長く撮れるので長モノ向きでした。
今現在、予算が潤沢にある場合は別にして(そんな仕事あるのか?w)時間がなかったり予算が無かったりする時やもちろん"狙い"がある時にはDSLR(デジタル一眼)ムービーで撮影することが多くなりました。
下丸子と品川に本社があるクライアントの仕事を長い間してきたので特にEOSムービーには早くから取り組んできました。EOS 5D Mark IIで作品をいくつも作ってきました。個人的にもディレクターズカメラとしてEOS7Dを所有しているのでいつでもスタンバイOKです(笑)
しかしEOS 5D Mark IIもMark IIIになり、CINEMA EOSシリーズも登場。Lumix GH3の高評価やBlackmagic Cinema Cameraの登場などEOS 7Dが驚異の4年間新機種が登場しない現状では"物欲"が沸々とキテます(笑)
もちろんお金がありませんので(笑)←ここ大事!w…妄想するばかりですがw…今、これは!と思うカメラについて考えたいと思います。(勝手にねw)
まず今もっとも気になっているカメラが…
SONY DSC-RX10
実売価格:11~13万円
正確にいうとこれがDSLRではないのですが…ヤル気を出した(笑)SONYが送り込んできたDSLRムービーキラーともいえる代物なんです。
実際に近くの量販店で触ってきましたがw…重い!(笑)…でもこの重さがいい感じなんです!
機能的特徴としては…
(1)1.0型CMOSセンサー…いわゆるSuper16よりもふた周り大きなセンサーです
(2)音声レベル表示・録音レベルコントロール/ヘッドホン端子搭載…完全に業務用映像撮影を意識してますね
(3)プロ用オーディオ機器に対応するXLRアダプターキット「XLR-K1M」(別売)…もうプロ用とか謳っちゃってる(笑)
(4)外部モニターで映像を確認できるHDMI同時出力…これ凄いです。非圧縮のクリア出力が可能でEOSだと5DMK3しか対応してません。8bitなのか10bitなのか4:2:0か4:2:2なのかは不明ですが…
(5)24-200mm F2.8レンズ…一応Zeissのゾナーですから安心です
そしてもう1台…
Blackmagic Pocket Cinema Camera
実売価格:9.8~11万円
形状はほとんどコンデジかミラーレス一眼です。レンズは付属してません。マウントはマイクロフォーサーズ(M4/3)です。でもマウントアダプターがあれば手持ちのEFレンズやFDレンズも使用可能です。
センサーはRX10の1型よりも少し小さいんです。Super16とほぼほぼ同じ大きさ。なので35mm換算だと約3倍の焦点距離になるので24mmのレンズを装着すると72mmとかになっちゃいます。つまりワイドな映像はロケーション次第になっちゃいますね。
でもそれだとしても気になるのが…
(1)13ストップ・ダイナミックレンジ、スーパー16センサーサイズ…CINEMA EOSだって12ストップです
(2)高品質のlossless CinemaDNG RAWおよびApple ProRes収録…このRAW収録できるってところが素晴らしすぎるんです!
(3)高品質の10bit ProRes 422(HQ)フィルムLogあるいはビデオREC709を選択可能…そうProResだとしてもLogで撮れるので後からカラコレでどうとでもできるんです!