栃木県出身選手が連日金メダルの大活躍。

柔道の世界選手権66キロ級で２連覇を達成した小山市出身の

海老沼匡選手（パーク24）の母校・同市下生井小では、28日未明から

パブリックビューイングが行われ、市民ら約２５０人が熱い声援を送った。

　左腕を痛めながらの劇的な一本勝ちに歓喜が爆発。海老沼選手の兄は

「気持ちで取った金メダル」と声を詰まらせ、柔道の恩師は「これは通過点。

リオ五輪で金を」と期待を込めた。

男子６０キロ級決勝　○高藤直寿（優勢）ダシダワー●栃木県階級：60kg級身長：160cm

所属：東海大出身校（２６日・リオデジャネイロ）　大会が開幕し、男子６０キロ級の高藤直寿（２０）

＝東海大＝が決勝でアマルトゥブシン・ダシダワー（モンゴル）に優勢勝ちして初優勝した。

世界柔道での男子６０キロ級優勝は１９９７年パリ大会の野村忠宏 （３８）＝ミキハウス＝以来。

２０歳２か月でのＶは日本男子史上３番目の若さとなった。

柔道　世界選手権第３日（２８日・マラカナン体育館）　男子７３キロ級で、初出場の大野将平（２１）＝天理大＝が金メダルを獲得した。ルグラン（フランス）と対戦した決勝など、反則勝ち２試合を含めてオール一本勝ち。