今回は僧帽筋上部繊維のつづきです。

前回も書きましたが、
後頭骨と首の頚骨に張り付く項靭帯から
体の前の鎖骨の外側1/3に付いてます。

肩甲骨は鎖骨に繋がっているので運動は
肩甲骨と鎖骨の拳上。

神経は第11脳神経の副神経と経神経叢で
C1~C4から出ています。

栄養血管は頚横動脈で、
鎖骨上部から横を通って後ろに伸びています。

ツボは太陽膀胱経の天柱があります。
項靭帯には督脈の風府と瘂門があります。

僧帽筋上部繊維が凝ったり異常が起きた時は
痛くない程度に腕を大きく回す。
筋肉の部分を揉む。
経絡的には督脈・太陽経の他に
少陽径もかすっているので
足太陽・天柱・会陽、手太陽・後渓、
手少陽・外関、足少陽・懸鍾・環跳
などを私は使います。
紹介したツボはこの筋に効くを思う順番に記してあります。


それぞれのツボの場所は「もくじ」を探してみてね。
前20記事以内にいつもおいてあります。