昨日のブログで「倍音」のお話をいたしました。


聴き手の耳と心で感じ取る、美しい響き。


その中に、みんなそれと知らずに「倍音」を聴いているのだと・・・。



それは知識や理屈じゃないのですよね。



心地よいと思える音楽の中に。


自分自身が心から楽しめる演奏の中に。



本日は、先日(11/7)に発売されました、


小倉貴久子さんの新しいCDをご紹介いたします。



やすこ先生の日記帳


輪舞(ロンド)~モーツァルトの輝き~



フォルテピアノ:小倉貴久子


収録曲:


W.A.モーツァルト (1756-1791):
 クラヴィーア・ソナタ ニ長調 K.311 (284c)
 ロンド ニ長調 K.485
 クラヴィーア・ソナタ イ短調 K.310 (300d)
 ロンド イ短調 K.511
 クラヴィーア・ソナタ イ長調 K.331 (300i)《トルコ行進曲付き》


使用フォルテピアノ:アントン・ヴァルター1795年のモデル

               (クリス・マーネ製作)


録音:2013年3月 相模湖交流センター 発売:2013年11月


解説:礒山 雅


ALCD-1142 2,940円(税込価格)〈11/7一般発売〉


http://www.h2.dion.ne.jp/~kikukohp/

アップ詳しくは、こちらから♪




私の表現力では、その演奏の深みや闊達さ、


繊細さや潔さは・・・到底表せません。


けれど、小倉さんの魔法の指から紡ぎだされる音に、


そして小倉さんと一体になっている、ヴァルターの倍音豊かな響きに、


心が洗われ、視界がパーっと明るく開けるような感覚を覚えるのです。



 なんて美しい音色だろう。


 なんて、自然な美しさだろう。



モーツァルトの精神を、ここまで生き生きと表現できるってすごい。


楽譜の研究もですが、その時代の楽器で演奏する意味も十分鑑み、


即興性あふれる装飾音符も新鮮で、かつ自然。



また一つ、心の宝物をいただいた・・・


そんな思いでこのCDを聴いています。



先月の東京オペラシティのコンサートで、


小倉さんご自身もおっしゃっていましたが、


最後のクラヴィーア・ソナタ イ長調 K.331 (300i)《トルコ行進曲付き》


は、もう目からウロコがボーロボロ落ちました。



夢見心地のひとり時間、また楽しみが増えました。


みなさま、どうぞぜひお聴きになってください。



美しい演奏は、心の栄養です。ニコニコラブラブ







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