いよいよ今年も終わりますねぇ~。

18日夜に自宅に戻ってから1週間の完全オフにしました。
なーんにもしない。なーんにも考えない。スイッチ OFFでした。
(ああ、でもユックリ入浴したりストレッチしたりして心と身体を緩めてニュートラルにしました)

26日から自主トレを再会。
ドミニカで方も肩も休めてしまうことなく動いて来たので寒い日本に帰って来ても投げることはそんなに落ちて無く年明けからはブルペンに入れそうです(^-^)


今年は昨年に引き続き、韓国独立球団高陽ワンダーズの外国人選手としてKBO入りを狙ってアピールをする機会を頂きました。韓国2年目という事で環境への適応、韓国人打者への対応、昨年よりも良いアピールが出来ました。世界一厳しい練習で有名な金星根監督の元、本当にハードな毎日でしたが、これまでの経験を活かし戦線から離れることなくシーズンを通してプレーすることができました。

抑えとしての役割も外国人助っ人としての役割も果たすことが出来ました。それでもKBO入りには届かなかったのは残念です。過去の成績やネームバリューではなく、実際に韓国に渡りアピールする場を貰っての結果なので重く受け止めなければならないと思います。

シーズン終了後にはすぐに再契約のお話しを頂きましたがその場で答えることは出来ませんでした。あくまでもKBOを目指す通過点と僕も考えていましたし、球団に対してのその存在意義も尊重しなければならないと考えています。

昨年、今年と対戦をした韓国プロ野球2軍の選手やコーチの方々はこの2年間の僕を見て評価してくれてる様でしたが、こと「契約」に関しては現場の意見だけで纏まることではないのが野球界。日本国籍であることも問題だと言われました。しかし、そんな事は韓国に渡る前から承知していた事ですし、それを覆すだけのアピールをしなければいけないと自分に言い聞かせていました。

常識を打ち破り新しいスタンダードを創造していく、その姿勢を示すのがプロアスリートとしてのポリシーだと僕は信じています。

スピードは145キロ前後と外国人選手としてはそれ程速くない分、変化球の質、コントロールやテクニックで投球スタイルを確立し、一年間投げ続ける体力や、自己管理能力、チームにとっての存在価値など自分が野球選手としてチームの勝利に貢献できる人材だとアピール出来ることは全てやって来ました。しかし、それでも自分の力は「契約」を勝ち取るまでに至らず。これが現実。

これが野球の世界なんですね。簡単にいかないから魅力的な世界なんです。知れば知るほど、やればやるほど奥が深い世界ですね。また一段と野球を好きになることが出来た一年でした。



シーズン終了後にはドミニカ共和国で1ヶ月ちょっとの自主トレを実施。ウインターリーグに参戦出来たら良かったんですがトライアウトを3度受ける機会をもらい貴重な経験が出来ました。(次回はタイミングも考えてトライしたいと思います)。 MLBの組織の仕組みやドミニカ人選手達の野球への強い思いを現場で感じることができたことは僕の野球人生、いや人生において大きな影響を与えてくれると感じています。僕が子供のころに思い描いていた野球への憧れや夢を強烈に思い出し、原点に戻れるそんな気がしました。きっと、今後もドミニカには足を運ばなければいけない、大袈裟ですが野球の神様が導いてくれてるような気がしました。感謝。


野球を通じて生きることの価値や生かされてる意味、目には見えないからこそ社会に残していかなければならない大切なものを諭されたんじゃないかと思う、そんな出来事、出会いが沢山ありました。




今年も多くの人と出会い、励まされ支えられ、刺激や勇気を貰い全力で駆け抜けることが出来ました。

毎年、アスリートとして肉体との戦いですが僕の座右の銘でもある「精神は科学を凌駕する」。生きる限り、命ある限り夢を抱き挑戦し続けていきます。

心から感謝致します。

それでは…読者の皆様が大切な人と素晴らしい新年の幕開けを迎えれますようお祈りして今年の締めブログとさせて頂きます。

2013年も本当にありがとうございました。

感謝。感謝。感謝です。

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o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす。」