名古屋で飲食店の開業支援を行なう、税理士法人岡部会計事務所です。
仮に、あなたが名古屋市中区栄付近で小さなレストランバーを始めたいと考えていたとします。
・立地条件としては、栄駅から徒歩10分以内の繁華街で、1階にあること
・規模としては、カウンターやテーブル・ボックス席を含め、だいたい15席くらい、10坪前後
・業種はちょっとしたイタリアン料理を出す大人のレストランバー
・内外装費を抑えるために、居抜き物件(前のお店の設備や什器がついたままの造作譲渡物件)で、厨房設備はそのまま使い、内装もできる限り自分で行なう
・厨房機器や備品代は節約のために、業務用機器の中古販売店や100円ショップなどで購入する
・開店当初はキッチン1名、フロア1名体制
あなたのやりたいお店のイメージを、これぐらいまで具体化していくと、開業資金として必要なおおよその相場感を掴めるようになります。
例えば上記の場合、760万円程度の開業資金があれば、計画上は開業から半年間までは少なくとも何とかなります。
ということは、余裕をもって1,000万円を目安に開業資金を作る計画を立てる場合、融資で補うことを考えるのであれば、350万円程度を目標に貯金(自己資金)作りをしていくと良いでしょう。
ということは、余裕をもって1,000万円を目安に開業資金を作る計画を立てる場合、融資で補うことを考えるのであれば、350万円程度を目標に貯金(自己資金)作りをしていくと良いでしょう。
開業資金の例
設備投資(初期費用):160万円~
・店舗取得費用:70万円(敷金・保証金、前家賃、不動産仲介手数料)
・工事費:40万円(内装工事、設備工事)
・広告宣伝費・備品代:30万円
・仕入れ原価:20万円
運転資金(6ヶ月分):600万~
・家賃:90万円(家賃、光熱費)
・広告宣伝費・備品代:30万
・仕入れ原価:120万円
・人件費:360万
※注意:あくまで一つの参考例です。ご希望の条件によって様々に変化します。