日本政策金融公庫で融資の申請を行なう場合、創業計画書(事業計画書)を作成する必要があります。
実は、その書類のデータや記入例自体は、下記の日本政策金融公庫のホームページ内にも記載されています。
・ 創業計画書( PDF 版の Web ページが開きます)
・ 美容業の創業計画書記入例( PDF 版の Web ページが開きます)
49.DupontCircle.WDC.16dec05 by Elvert Barnes
ただ美容師さんの場合、お店でカットやパーマをするのは得意でも、こうした創業計画書の作成となると、やはり畑違いのため、たとえ見本があったとしてもなかなか前に進まない、という方が多いのではないでしょうか?
中でも、経営者でないと直面する機会の少ない、「必要資金と調達の方法」や「事業の見通し」に関わる、お金や数字の部分の計画が、特にみなさん苦手なようです。
実際、当事務所にも、自分で一度は作成を試みたけれども、途中で限界を感じてご相談にみえたり、形にはなったものの、これで本当に審査を通過できるか心配でご相談にいらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
創業計画書は、融資の判断材料として、とても重視される書類です。
ですから、貸す側の気持ちを把握するとともに、これまでの融資事例や傾向などをつかみ、融資を得られやすくすることが大切です。
次回以降、創業計画書の作成ポイントについて、それぞれの項目ごとに解説を加えてご紹介していきます。