美容室の開業支援を名古屋で行なう、税理士法人岡部会計事務所です
競争の激しい名古屋で美容室を開業する場合、日本政策金融公庫などから創業融資を受けて、ある程度の資金力を備えることを強くお勧めします。
そして融資を受ける場合、その判断材料の一つとして、「創業計画書(事業計画書)」の作成が必要となります。その中には当然「売上予測」の作成も含まれています。
これまでの美容室で店長を務めてきた人でも、いざお店の条件を変えて売上予測を立てるとなると、案外行き詰まってしまうものです。
そこで、今回は売上予測の立て方と、参考までにその業界平均をご紹介します。
Fancy hair salon by runran
売上予測の立て方
【1日の売上予測の計算式 (a)】
平均単価×セット面数×回転数
【1ヶ月の売上予測の計算式 (b)】
1日の売上予測 (a)×営業日数
ですから、もし下記の条件だった場合、毎月の売上予測は100万円(=5,000円×2面×4回転×25日)となります。
・平均単価:5,000円/人
・セット面:2面
・1面あたりの平均回転数:4回転/日
・営業日数:25日
ただ実際には、開業当初から目標売上に達することは少ないため、開業後半年で軌道に乗る位のイメージで売上予測を立てておいた方が良いでしょう。
ちなみに、オーナー美容師の一人営業の場合、平均の客単価は7,500円程度、月間売上は70万円程度が多いようです。