自ら開業する方であれば、「自分なら必ず成功する」と自信を持っていることでしょう。
それ自体はとても素晴らしいことです
ですが、事業にリスクはつきものです
それ自体はとても素晴らしいことです
ですが、事業にリスクはつきものです
そのリスクをしっかり管理するためにも、美容室業界が今どういう状況で、今後どうなりそうなのか、そうした世の中の大きな流れを掴むことは非常に大切です。
美容業界の今
市場には「春夏秋冬」の段階が存在します。
美容室業界は今、「冬」の時代だと言えます。
つまり、これまでのような美容室の事業モデルではやっていけず、潰れるお店がドンドン出て来ている状態です。一方で、新しい事業モデルが水面下で芽生え始めている時期でもあります。
・少子高齢化による顧客数の減少
・コンビニの4倍以上の店舗数という競争の激しさ
・10分1,000円カットの登場などによる低価格志向の流れ
・業界全体としての、客数、客単価、総売上の低下
・売上の柱がパーマからカラーに移行し、利益が縮小
・長引く不況により、リピート頻度が平均年間5.4回に減少
こうした状況にも関わらず、ここ2、3年、大阪や東京、そして名古屋でも「カリスマ美容師ブーム」を経験した、30代前後の世代の開業ラッシュがピークに達していると言われています。
そして、これらの美容室の多くが従来のような大型店舗ではなく、プライベートサロンのような形態をとっています。
そして、これらの美容室の多くが従来のような大型店舗ではなく、プライベートサロンのような形態をとっています。
いずれにせよ、今からあなたが船出をしようとしている美容室業界は、生き残り競争の激しい転換期を迎えています。
ですから、技術力のある「職人」としてだけではなく、「お金」や「マーケティング」についても理解を深め、「経営者」としての資質を高める必要があります。
または、経営者にも人気の冒険漫画「ワンピース」のように、それぞれの専門家を集め、あなたの最高のチームを作ることが、こうした荒波を乗り越えていくためには、必要不可欠です。