「文官統制」廃止へ法案 制服組、立場対等に-東京新聞

防衛省が、内部部局(内局)の背広組(文官)が制服組自衛官より優位を保つと解釈される同省設置法一二条を改正する方針を固めたことが分かった。自衛隊の部隊運用(作戦)を制服組主体に改める「運用一体化」も改正法案に盛り込む。背広組優位からの転換となり、背広組が制服組をコントロールする「文官統制」の規定が全廃される。制服組や制服OBの国会議員からの強い要求を受け入れた形。

 三月に設置法改正案を通常国会に提出するが、万が一、制服組が暴走しようとした際に、阻止する機能が低下するとの懸念もある。



これって、かなり大きな出来事ですよね。今の安倍政権になってから、最近の日本は右傾化してるとよく言われてましたが、まさかこの一歩を踏み出すとは思いませんでした。これは制度的には明らかに戦争へ一歩近づく制度変更ですからね。平和を維持してきた日本ではいつも、「戦争は何があっても絶対ダメだ」と、メディアも繰り返し繰り返し伝えてきてましたが、戦後70年もたつとこういうことになっちゃうんですね。このニュース、今後国民やメディアがどう対応していくのか注目ですね。