オフシーズン。シーズンで負った戦いの傷を癒している福岡では今年一番の冷え込みを迎えました。

韓国から帰国して46日目。約一月半。

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オフシーズン終了です。(・ω・)ノ




よって、オフシーズン限定で開催していた出張型野球塾「コビーズ ベースボールクリニック2013」も終了致しました。受講して頂いた皆さんありがとうございました( ^ω^ ) またオフにお会いしましょうね!





今回のオフシーズンは3週間のオーバーホールの後、4週間の調整をしてきました。

と、言う事で…

13日に日本を発ち、ウインターリーグに参戦するため野球選手の宝庫、カリブ海に浮かぶ島、ドミニカ共和国へ行ってきます。( ̄+ー ̄)

これまでも過去にチームメイトになったドミニカ人選手達には「俺がプッシュするから!」と何度も誘われていたのですが、シーズンの疲労を取り翌シーズンに備えるため身体のケアを優先し断念してきました。今年は幾分か肘肩の疲労が少なかったこともあり参戦を決めていました。




ドミニカに行く理由は幾つかあります。

1) プレゼン。メジャーリーグを始め日本や韓国からも各チームからのスカウトが集結するので自分の投球を披露してプレゼンしてきます。来季の契約を勝ち取るためには有効なプレゼン方法となります。

2)継続。これから寒くなる日本では本格的に投げる頻度が減り、投げる筋肉が落ちやすくなります。それを補うためには春のキャンプで投げ込みしたりするのですがその際、肩肘に掛かる負荷は大きく故障の原因になりやすいので逆算し、投げる筋肉を落とさないためにも定期的に投げていた方が良いと考えているからです。

3)先発への復帰。昨年から2年間リリーバーとして登板してきましたが韓国や台湾のプロ野球では現在、先発投手に外国人選手の起用が目立ちます。機会を増やすために先発復帰への布石としたく、元々先発もやっていましたが試合感やスタミナ、調整方法などを思い出すため出来れば先発で登板したいと考えています。

4)収入。海外でプレーする外国人選手の僕達はシーズンが終わると給与は発生しません。少しでも収入を得るためにはウインターリーグ参戦は必然的な流れとなるのです。もちろん、食い潰せるだけの蓄えがあれば考え方は変わりますが。アメリカ日本だけではなくヨーロッパや中南米と世界中を周り一年中プレーする選手たちも少なくはないのです。

5)新境地の開拓。僕達日本人野球選手は恵まれた野球環境の中で育ちました。ドミニカでは野球をすることは貧困から抜け出し家族を助ける選択肢の手段です。またメジャーリーグ各チームが運営するアカデミーなど優秀なメジャーリーガーを多数輩出するドミニカの野球を自らの目と肌で学びたいという思いからです。野球への思いの違いを学び野球人として更なる新境地へ踏み込みたいと思います。



そして今回、ドミニカ行きを決めるに際し気になったこともありました。

1) そもそも契約出来るのか?日本のプロ野球からもドミニカウインターリーグに参戦している若手選手が数人いますが彼らは各球団から派遣されているのでドミニカのチームと正式契約しているわけではありません。しかし、僕は彼らとは違い契約を勝ち取る必要があります。外国人選手のスポット(枠)が空いても直ぐに埋まってしまうようで日本で契約が決まるのを待っていてはダメです。契約してから飛行機に乗り移動して…なんてことしてたら時間も掛かるし交通費も高いし…チームからしたらそんな面倒臭い事するはずないですね。なので、乗り込みます*\(^o^)/* 自腹で現地へ行き「今投げることができ戦力になるかどうか」を目の前で決めてもらいます。僕、現場ウケがいいので(笑)なんとかなるでしょう。

2)言葉は?スペイン語です。出来ません(笑)でも、野球選手のランゲージは野球です(*^^*)そこから言葉も勉強していきます。

3)食べ物は?辛くないという朗報を頂きました。

4)物価は?日本の半分くらいだそうですがホテルのレストランはスゲー高ぇ…だそうです。カレーのルーを持って行って自炊しますかな。

5)野球に必要なものは日本から持参する。テーピングやグラブオイル、ベルトやトレーニング用品など日本では簡単に手に入るものが入らないので日本から持参します。

こんな感じかな。




ドミニカウインターリーグは南米でもトップクラスのプロリーグです。メジャーリーガー達も沢山います。僕の海外プロ野球武者修行の旅の中でも貴重な経験にしたいと思います。いち野球選手として自分の仕事の質を世界レベルに高めたいと思います!

応援宜しくお願いします( ´ ▽ ` )ノ



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o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす。」