欲をなくせば、幸せになれる！？

（今日はちょっとスピリチュアルな話なので、

興味のない方は、スルーしてください。

※私は無宗教です。）

先日、ぷらっと京都へ1泊2日で行ってきました。

今回の一番の目的は、鞍馬寺に行ってみたかったんです。

鞍馬寺はパワースポットとして知られていますが、

本当にスゴイ場所でした。

今回、行ってみて、

「パワースポットって、神頼みの場所ではないのだ」と、

改めて思いました。

神頼みというよりは、

“本来の自分”になるための場所。

人によっては、生まれてくる前の記憶を

取り戻す場所でもあるかもしれません。

思い込みといったら、それまでですが、

私の場合は、鞍馬寺に行ったら、ふと、

・自分がどうして生まれてきたのか？

・なにをしたいと思って生まれてきたのか？

・どうして今の親の子供として生まれてきたのか？

などが、分かったような気がしました。

（これはあまりにもプライベートな内容なので、

ここで敢えて言いませんが）

すごく不思議な体験をしたなぁ、といった感じ。

よく、人は生まれる前と死んだ後は、色々なことが分かるけど、

この世に生まれると、そのときの記憶がなくなるため、

生まれる前と死んだ後はできたことができなくて、思い通りにいかない

（＝だからこそ、この世は魂の修業の場所でもある）、

みたいなことを聞きますが、

鞍馬寺にいる間だけは、生まれる前の俗世間から離れた思想が

ちょっとだけ自分に蘇ったような感じになりました。

ただ、やはり鞍馬寺から離れると、

また普段の俗世間の思想に戻ってしまったのですが（苦笑）。
それでも、行く前よりも、一歩、脱皮できたような気がしました。

もしかしたら、鞍馬寺は、

今ある自分の思想から、一歩先の悟りを開かせてくれるような

そんな不思議な場所かもしれません。

◇

ただ、そこで悟る内容は、人によって違うかもしれません。

私は、「悟り」には段階があって、

急に二段階UPとかは難しく、

一歩一歩、悟っていく必要があると思っているんです。

（悟りの段階を踏んでないと、

その先の悟りの内容が理解できない、というか）

でも、だからと言って、

普通の人よりも悟りを開いたから、人として偉いか？

というと、そういうレベルの話ではないと思うんです。

（もし、人よりも悟ったと偉ぶったり、

逆に、「偉い、偉くない」という判断（解釈）をしてしまう時点で、

その人の悟りはその段階（程度）だ、とも言えます）

それを敢えて例えるならば、

小学１年生と高校３年生、人として、どっちが偉いか？

に近いかも。

これだって、段階の話に過ぎなくて、

どっちの方が偉いというわけではありませんよね。

だから、悟りの段階が先に進んでいるからって

偉いわけではない！というのを前提の上で言うと、

やはり、１つ１つの悟りの段階をクリアしないと、

その次の段階のことは、本当の意味で理解するのは

難しいものなのだと、つくづく思うのです。

それを例えるなら、

足し算、引き算ができなければ、

掛け算、割り算ができないみたいなこと（※九九の暗記は別として）。

２×３＝６　は、２が３つあるということ。

これは、２＋２＋２＝６　ということを知らないと、

本当の意味で、掛け算を理解できませんよね。

よく究極の悟りとして、

「欲をなくすのがいい」なんて言われますが、

それだけを表面的に受け取るのは、

２＋２＋２＝６を理解しないまま、

２×３＝６（ニサンガロク）という、

九九を丸暗記してしまった感じだなぁ、と思うんです。

だから、幸せになりたくて、無理して、

無欲になろうとして苦しむ人まで出て来てしまう。

（結局、その人の心理には、「誰よりも優れていたい」という

強欲があるからこそ、余計苦しむのですが）

欲がなければ、幸せになれる？

だから、欲をなくす？

欲は、無理やりなくすものではないんですよね。

「ある境地になると、なくなるもの」なんだと、

思うんです。

その境地になると、

欲は自然とどうでもよくなり、

だけど、結果だけはついてくるようになる。

（求めないけど、結果はついてくるから困ることはない、みたいな）

それは何かというと？

「人の幸せのために生きるのが、自分の幸せになること」

に尽きるんですよね。

本気でそう思っている人は、ただ、ただ幸せですし、

そんな人は周りが放っておかないから、

周りからも愛されるようになりますしね。

ただ、その境地になるためには、やはり１つ１つを悟らないと、

得られないものだったりもします。

（頭で分かったからって、習得できないんですよね）

例えば、これで勘違いしやすいのが、

「自分が犠牲になって人の幸せのために奉仕する」と思ってしまうこと。

自分を犠牲にする必要は全くなく、

犠牲になってしまう時点で、まだその境地ではないんですよね。

そこまでの境地になるためにも、

まずは「自分が幸せ」ではないと、

（＝自分で自分を幸せにできないと）

それは理解できないし、

「本当の幸せ（愛）とは何か？」も

心から理解していないと、難しいもの。

（※物質的なことで、幸せをはかる限り、

その人は自分で自分を幸せにすることは、物理的に難しい）

さらに、

「人は死んだあと、どうなるのか？」

（＝あの世の存在）

も、ある程度は理解していないと、

分からないことかもしれません。

ただ、肉体がある限りは、１００％そういう境地になるのは、

ほぼ、難しいことだったりもします。

でも、そこまでの境地に少しでも近づける人は、

よりホンモノの幸せを得られる、とも言えます。

・・・といっても、これは段階が重要なので、

無理してそうなる必要はなく、

１つ１つ今の課題をクリアしていくことが

大事なのだと思います。

（そうしないと、その境地にはなれないので、

単に無理して、表面的にそうなっているに過ぎなくなってしまう）

もちろん、私もまだまだですよ？

そして、何度も言いますが、

そうなるのが、偉い、偉くないの話では

ないと思うのです。

◇

ただ、どうして私たちには、

生まれてくる前の世界の記憶がないか？というと

ない方がいいからなんですよね。

「ここにいる世界は本当の世界なんかじゃない！」

なんて思ったら、

この世界をいい加減に生きてしまう人もいるだろうし、

「そっちの世界に早く戻りたい！」なんて言って、

生まれてきた意味を忘れて、

すがってしまう人までも出てきてしまう。

それは本末転倒なんです。

だから、あの世にすがるくらいであれば、

そんな悟りは一切無縁のまま、

人に思いやりを持ち、

自分の限界まで自分を磨き続けている人の方が

この世で生きる意味を果たしています。

弱い人ほど、すがってしまう。

だから、そっちの世界に逃げてしまう人は、

むしろ、知らない方がいいんです。

でも、俗世間の表面的な損得だけの価値観で、

本当に人に思いやりを持てるか？というと難しいから、

（自分だけが得したい人ばかりになってしまう）

少しは知っておいた方がいい。

そのバランスが難しかったりもするんですよね。

でも、自分だけが得したい人って、

本当の幸せとは無縁だから！

（いくら収入があっても、心はHAPPYではないはず）

それは、あの世の世界を信じる、信じないに関係なく、

誰もが本当は理解できることなのだと思います。

・・・と、そんなことを、鞍馬山を登りながら、考えていました。

◇

あと、今回、鞍馬山に行って、改めて感じたことと言えば、

神様はいつだって、

「その人が幸せになるための縁を結ぶ」ということ。

ただ、その幸せのゴールはなにか？っていうと、

この世限りの幸せではなく、あの世に通じる幸せのことなので、

その人の現実的な欲を満たすこと、というよりは、

「その人がこの世にいる間に、より魂を磨く」ということ。

だから、その人がこの世で生まれてきた理由となる

学びにちょうど良い相手と出会うようにできている。

片思いでも、両想いでも。

（ときとして、学ぶために、片思いである必要もあるでしょうしね）

ただ、自分勝手な恋愛ばかりを望んでいると、

ますます恋愛成就が叶いにくくなるので、要注意です。

「相手を幸せにしたい！」と本気で思える人は、

やはり成就しやすくなるか、

さらに素敵な人と縁ができるはず。

（※ただし、「自分の手で幸せにしなくては意味がない」と思うのは、

単なる自己愛なので、意味合いが違います）

恋愛は、私たちがより、本物の愛を学ぶための

大切なレッスンなんですよね。

◇

もし今、心が苦しくて仕方がない人は、

鞍馬寺に行ってみるといいかもしれません。

そこそこ体力がある人であれば、

鞍馬寺→奥の院　魔王殿→貴船神社と

鞍馬山を散策した方が（２時間くらいの山道）、

より自分を見つめ直せると思います。

誰かと一緒だと、気を遣って、現実的な会話をしてしまうので、

できれば、１人で、太陽が出ている時間帯に行くのがオススメです。

鞍馬寺は、今まで行ったパワースポットの中で

かなり不思議体験ができた場所でした。

鞍馬寺の旅については、明日、

このブログで、写真入りで紹介しますね！

京都の秋は紅葉も綺麗ですし、旅行の準備をたててみては？

P.S.

※鞍馬寺散策は、下記の本を参考にしました。

（色々と京都のガイドブックを見たのですが、

この本が一番、鞍馬寺～貴船神社の散策ルートを紹介していました）

まっぷるあるく京都’14 (マップルマガジン)/昭文社: ￥840; Amazon.co.jp

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早速、参加者の方に彼氏ができました！（驚）

ひかりプロデュース！走水神社＆２つの叶神社バスツアー
さらにリーズナブル価格（3900円～）＆三崎港フリータイム付きになって再登場！
かなり神聖な場所です。ご興味ある方はぜひ！
http://www.shikiclub.co.jp/shikitabi/trip_day/hashirimizu-misaki.html

ご好評につき、10月、11月分も追加になりました！

参加して、恋人ができた！と言う人もご報告待ってまーす♪

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おかげ様で、３刷になりました！
『「大人女子」と「子供おばさん」～愛され女子になるための境界線～』
この一冊に、心を軽くするヒントを込めました。

「大人女子」と「子供おばさん」/新人物往来社